事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件になったらどっちがいい？更地orリフォーム ベスト選択』の話です。

更地orリフォーム　事故物件はどちらがベストアンサー？

ご自身の管理物件が事故物件になってしまった時、大家さんとしては故人のことを想うとともに費用面ではどうなってしまうのかを気にしてしまうものです。
多くの管理人の方がまずは、リフォームを選択するかと思います。
集合住宅などはよほどのことが無い限りリフォームでしょう。
しかし、一軒家タイプの賃貸の場合、事件性が高く今後も入居が見込めないなどの事例が発生すると更地にしてしまうこともあるのです。
更地やリフォーム、それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかは状況に応じて異なります。

更地にした場合のメリットとデメリット

事故物件を更地にする最大のメリットは、新たなスタートを切りやすい点ではないでしょうか？
建物を解体し土地だけにすることで、過去のイメージを払拭します。
その結果、買い手や借り手にとって心理的なハードルが低くなる可能性があるのです。
また、更地にすることで将来の活用法に柔軟性を持たせることができます。
新しい建物を建てることや、駐車場の設置など幅広く選択肢が広がるのです。

一方で、更地にしても国土交通省のガイドラインに基づく告知義務は残ります。
そのため事故物件の建て替えや更地にしても、過去に心理的瑕疵がある場合は、 告知対象になるため、告知義務もなくなりませんのでご注意ください。
更地化には解体費用がかかります。
建屋の規模にもよりますが、リフォームよりも初期投資が大きくなることもデメリットとして挙げられます。

リフォームした際のメリットとデメリット

リフォームを選ぶ場合のメリットは、何より費用面での負担が少ないことです。
更地にするよりも初期費用が抑えられます。
事件にもよりますが、抱えがちなネガティブなイメージも、新しい内装や設備にすることでイメージをリフレッシュすることが可能なのです。
更地に比べてしまうと、フレッシュさのインパクトは弱くなりがちなのは否めません。
事件性をご存知の方からすると、心理的に気になるかもしれないのはデメリットと言えるでしょう。
しかし、事故物件である以上、告知義務がある点では同じですが、リフォームで新たな価値を加えることで、より手軽に物件としての魅力を高められるのです。
地域を知らない方であれば、よほどのハードルがない限り事故物件といえどもリフォーム済みであれば、選択肢の一つとして考慮してもいいのではないでしょうか？

ベストな選択はどちらか？

事故物件に対する最適な選択は、売買か賃貸か、そして予算やニーズに応じて異なるのが現状です。
売買を目的とし、かつ一軒家タイプの場合、更地にすることで物件の新規性を強調しやすくします。
購入希望者にとって心理的なハードルが下がることとなるのです。
更地にするための解体費用や売買用地としての整備費がかかるのが難点です。
件築年数や費用面などを考慮して更地かリフォームを検討しましょう。
一方で集合住宅の場合、管理側としてはリフォームがいいかもしれません。
費用を抑えつつ、物件の新鮮さをある程度回復できるのです。
特に賃貸物件では入居者の回転率が考慮されるため、リフォームによるリフレッシュ感が一定の効果を持ちます。
賃貸でも事件発生から２年以内は、事故物件であることの告知義務があります。
管理人としては義務をしっかりとはたし、双方が納得できるような賃貸契約を結ぶことが重要です。

まとめ

事故物件の対応策として、更地化とリフォームのいずれにもメリットとデメリットが存在します。
売買を考えかつ一軒家タイプであるなら、思い切って更地化もいいかもしれません。
集合住宅で現在も住居人が入る場合などを考えるならリフォームが第一選択肢になるでしょう。
最終的には、目的や予算、状況に合わせて慎重に選択することが重要です。

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以上、今回は『事故物件になったらどっちがいい？更地orリフォーム ベスト選択』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。