「供養」と「お祓い」の違い
肉体を離れてあの世(仏様の下)へ向かわれる「往生」まで魂はこの世に残ると言われています。
通常は49日の後に旅立つと言われていますが、稀にこの世に残り続けてしまう魂があります。
地縛霊と言われる自分自身が死んでしまったと気付かない魂や「未練」を残して成仏したくてもできない魂を成仏させる(往生させる)お手伝いをするのが「供養」です。
対して「お祓い」とは、神道の考えに起因するもので「不浄」なものを文字通り「祓う」ことです。古来より「死」=「穢れ」(けがれ・きがれ)と考えており、「不浄」が引き起こす災厄を「祓う」という考えです。
宗教宗派の違いもありますが、これらが「供養」と「お祓い」の違いとなります。特に仏教の考えですと成仏のお手伝いである「供養」を行うのが一般的です。 殺人物件は、大きく4種類(物理的瑕疵・法的瑕疵・環境的瑕疵・心理的瑕疵)に分類される瑕疵の中で、『心理的瑕疵物件』に該当する物件となります。

やすらか不動産ができる
ご供養

ご供養の対象「人」・「土地」・「建物」
多くの場合が「故人・ご先祖」への供養ですが、中には「土地」や「建物」への供養(ここでは対象がモノになりますのでお祓い的な要素が大きくなります)をご希望される方もいらっしゃいます。
どちらにも対応は可能です。
ご供養の対象「人」に対する供養
各宗派に事故物件用の決まった供養の方法はありませんが、基本的には「人」に対する供養と同じ流れで行います。
お米・お酒・お塩などをお供えしてお経をあげます。
宗派について
どこの宗派でなければならないという決まりはありませんが、やすらか不動産では主要八宗と呼ばれる(浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・天台宗・真言宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗)の寺院様手配に対応しております。
不動産供養の場合、ご指定がなければ一般的に、人だけではなく土地と建物のお祓い(供養)が可能とされている、「天台宗」・「日蓮宗」・「真言宗」を指定する場合が多いといわれています。理由として土地と建物への供養は原則「祈祷」が出来る宗旨宗派が適切とされ、天台宗・日蓮宗・真言宗は祈祷を行える宗旨宗派となります。
宗派などが分からない場合などはまずは弊社にご相談ください。