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2024.12.12
- 不動産価値
何事も突然!事故物件を相続することになった場合はどうするの?
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『何事も突然!事故物件を相続することになった場合はどうするの?』の話です。
事故物件相続後に行うべき対処法
不動産の相続にはさまざまなケースがあります。
その中でも「事故物件」を相続してしまった場合、どのように対処すべきでしょうか?事故物件とは、過去に自殺や殺人、孤独死(特殊清掃が必要な場合)などが発生し、心理的瑕疵がある物件のことを指します。
心理的瑕疵とは、精神的に負担があることをさし、こうした心理的瑕疵物件は売却や賃貸契約を締結するのに困難な場合があることもあるのです。
相続後に事故物件をどう扱うべきか、感情的な面でも、法律的な面でも慎重に考える必要性が発生します。
今回は、事故物件を相続した場合の対処方法について、法律や不動産市場の観点からお伝えいたします。
事故物件とは?相続前に確認しておくべきこと
事故物件とは、過去に自殺や殺人、孤独死(特殊清掃が必要な場合)を含む不幸な出来事が発生した物件のことを指します。
これらが原因で物件の価値は2~5割程度下がることが多く、場合によっては取引が難しくなることもあるのです。
事故物件を相続する前に、物件自体に何があったかを調べることが大切。
事故物件を専門とする不動産業者とともにどのように進めたら最善なのかを考えていきましょう。
事故物件を相続した場合の売却方法
事故物件を相続した場合、様々な状況が発生します。
・持ち続けるのが心理的に難しく売りたい
・遠方に住んでいるため早く手放したい
一般的な不動産会社ですと事故物件の取り扱いに慣れておらず、売却がスムーズにいかないことが多いのが現状です。
売却を行う場合は、まず信頼できる事故物件専門の不動産業者に相談することが大切です。
そうすることで通常よりも早く、売却ができる可能性が高まります。
売却時には過去に起こった事件や事故について、購入者に事前に説明する義務があります。
これを告知義務と言います。
賃貸契約は2年以内、売買は期限がありませんので十分に注意をしてください。
事故物件を賃貸に出す場合の注意点
事故物件を賃貸に出す場合、様々な注意が必要となります。
事故物件としての履歴を隠して賃貸に出すことは国土交通省発行の事故物件告知義務のガイドラインに問題が生じます。
賃貸契約の場合は、2年以内は必ず告知義務を果たす必要があるのです。
物件の事故歴を明確に伝えた上で、入居者を探すことが求められます。
また、事故物件はその背景から家賃が相場より低く設定されることが多いです。
さらに事故物件のバックグラウンドからか入居者が決まるまでに時間がかかることも考えられます。
事故物件に対する心理的な抵抗感を軽減するために、リフォームや特殊清掃、オゾン脱臭などをしっかりと行うことで、物件の印象を改善することも一つの方法です。
まとめ
事故物件を相続すること。
誰にとっても予期しない出来事であることが多いそうです。
その後の対応には慎重さが求められます。
事故物件の相続は精神的な負担も大きいですが、きちんとした事故物件を専門とする不動産会社とともに対処することで最適な解決策を見つけることもできるのです。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、今回は『何事も突然!事故物件を相続することになった場合はどうするの?』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。