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2025.07.29
- ブログ
物件にこめる「鎮魂」の祈り― 供養と共にある再出発
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『物件にこめる「鎮魂」の祈り。供養と共にある再出発』の話です。
心を込めて、新たな一歩を
事故物件には、過去にさまざまな事情があったことを、私たちは誰よりも理解しています。
その背景には、人の命に関わる出来事や、忘れ去られそうな想いがあることもあるのです。
ただ物件を「貸す」「売る」だけでは安心や不安の払拭をすることは難しいです。
故人やご遺族、そしてこれからその場に住まう方すべてに対して、敬意と祈りを込めることが大切なのです。
そうすることで、事故物件に係った人たちが再出発できるきっかけになるのです。
今回は、「供養」や「鎮魂」の姿勢、そしてそれがどのように新しい生活へとつながるか、ブログを通してご紹介します。
「事故物件」ではなく「物語のある場所」として
『事故物件=怖い』そうしたイメージをどうしても持たれがちです。
でも大切なのは、その先にある「人の想い」なのです。
どうしても暗いイメージがつきがちな事故物件ですが、その物件には確かに「人が暮らした時間」があり、「人生の物語」があったのです。
事故物件となってしまったその背景を一つの「歴史」として丁寧に受け止めます。
入居前には国土交通省のガイドラインにのっとり、事実をきちんとご説明します。
敬意を払うことこそが、真の意味での『安心』につながると信じています。
宗派に応じた専門供養を
基本的に事故物件の供養を行う場合、宗派の取り決めはないものです。
故人やご遺族の意思にもよりますが、仏教の主要八州に手配することが多いです。
・浄土宗
・浄土真宗本願寺派
・真宗大谷派
・天台宗
・真言宗
・曹洞宗
・臨済宗
・日蓮宗
不動産供養の場合、ご指定がなければ一般的に、人だけではなく土地と建物のお祓い(供養)が可能とされている、「天台宗」・「日蓮宗」・「真言宗」を指定する場合が多いといわれています。
故人やご遺族が他の宗教を信奉していても、仏教の主要八州にご供養をお願いすることは失礼に当たらないと言われています。
清められた空間で、新しい人生を始めるという選択
事故物件には、心理的なハードルがある反面、立地や広さ、条件などが魅力的な場合も多くあります。
きちんと供養を行い、リフォームや清掃も徹底することが重要です。
清らかに整えられた再出発の場所に整えることで、新生活を前向きに始められるのです。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、『物件にこめる「鎮魂」の祈り。供養と共にある再出発』の話でした。
「過去があるから、今がある」
——やすらか不動産では、事故物件を『ただの不動産』として扱うのではありません。
ひとつの人生に寄り添い、未来へつなぐ橋渡しのような存在として扱っています。
祈りと供養を込めて整えられた住まいは、決して怖い場所ではありません。
むしろ、あたたかい気持ちで新たな一歩を踏み出せる、特別な場所なのです。
もし不安や疑問があれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
私たちが、誠意をもってお応えします。
初めての事故物件見学でも、どうぞお気軽にご相談くださいね。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。