離れて暮らしている親が孤独死をしてしまったら

離れて暮らす親が孤立死と警察から連絡があったら?

孤立死の場合、故人の財産や債務の内容、遺言書の有無など不明な事も多いため、相続人の確定や相続放棄の要否など、必要な手続も多くあります。
警察は故人を発見した後、死因を調べる為の検死を行った結果、遺体が誰であるのか確認をし、「身元引受人になってくれるかと、「確認のため一度署まで来るようにと連絡をしてきます。

1: 警察で説明を受けた後

警察は、故人の住居から貴重品やその他も持ち出しをしているため、検死後、親子関係が確認されれば、
1.遺留金品の引取り
2.警察の監察医から死体検案書を受取り
3.死体検案書と併せて死亡届及び死体許可申請書を作成し、市町村役場に提出すると、埋火葬の許可書が発行されます。
ちなみに病院で亡くなった場合は、死亡診断書を病院から受け取ります。

2:葬儀社を決めます

依頼する葬儀社が決まれば、葬儀を執り行うのか、火葬のみにするのかなど詳細を決めます。
当然ながらオプションをつければつけるほど葬儀費用は高額となるため、冷静に判断しましよう。

3:清掃業者の依頼を検討しましょう

ご自身で故人の住居を整理したいとの想いはあるかもしれません
しかし、孤立死は死後数日経過していますので、発見される日数によっては、故人の損傷も激しく遺体が誰であるのか不明の場合もあるため、歯牙鑑定や、DNA鑑定が必要な場合もあります。

その結果、孤立死をされている場合のお部屋の状況は、異臭によりわかります。この死臭は相当な臭いです。
普通の清掃業者では対応が難しく、特殊な手法や薬剤を使っての作業となるため、孤独死現場清掃専門の業者に依頼することをおすすめします。

4:最後に

最近では葬儀社が、死亡届から、火葬場の手配、葬儀後にある初七日法要、さらには、役所関係の手続等まで全て行ってくれるところもあるそうです。

悪徳業者も横行しているため、葬儀社さんに希望を伝えて、いくらの予算で行うか決めてから見積もりをしっかり出して業者を決め依頼しましょう。

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