事故物件ってどのように活用したらいいの?運用方法ご紹介

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件ってどのように活用したらいいの?運用方法ご紹介』の話です。

事故物件の運用

少子高齢化の波は不動産業界にも波及しています。
そうした状況の中、特殊清掃が必要な孤独死や自殺などが起き、事故物件は身近な立ち位置となっているのです。
また、ここ最近の物価高のあおりを受け、土地や建物の価格も高騰しています。
こうした昨今の情勢をみて、事故物件も不動産運用の一つとして取り入れる波が来ているのも事実なのです。

事故物件の特徴とリスク

事故物件とは、過去に自殺や殺人などの不幸な出来事があった物件を指します。
※特殊清掃が必要な孤独死や自然死も含む

これらの物件は、心理的な抵抗感があるため心理的瑕疵物件と呼ばれています。
一般的な不動産よりも2~5割ほど市場価値が下がることが多く、購入価格が安く設定されていることが特徴なのです。
ただし、リスクも存在するのも事実です。
賃貸物件として活用する場合、心理的瑕疵にあたるため入居者の募集が難航する可能性も考慮しなければなりません。
事故物件の運用方法を考える際には、価格面だけでなく、リスク管理の重要性も理解しておくことが必要です。

事故物件の賃貸運用方法

事故物件を賃貸用に運用する場合、まず重要なのは「告知義務」を守ることです。
事故物件を賃貸する際には、事象発生2年以内は事故について正確に告知する義務があります。
この告知を怠ると、後々トラブルになることがあります。
双方の信頼性を保つためにも、正確に告知を行いましょう。
また2年を経過しても問い合わせがあった場合はお伝えしなければいけません。

【賃貸運用のポイント】
・低価格で賃貸すること
・駅が近いなどメリットを挙げる
・ペットOKなど条件を加える

また家賃を抑えたい、学生や単身者にむけて訴求するのも効果的です。
物件の大規模リフォームや特殊清掃、オゾン殺菌などを行うことで、見た目や雰囲気を改善し、入居者の心理的抵抗を軽減することも一つの方法です。

事故物件の売却方法

事故物件を売却する場合、重要なのは市場価値の見積もりと適切な売却方法を選ぶことです。
事故物件は通常の不動産よりも売却価格が低くなりがちです。
そのため、売却時には価格設定を慎重に行う必要があります。
売却方法としては、まず事故物件専門の不動産業者に相談して相場を把握することが大切です。
専門の不動産業者を通じて、事故物件に特化した購入希望者をターゲットにすることもおすすめです。
事故物件を扱う業者や投資家に直接アプローチすることで、スムーズな取引を実現することに繋がるのです。
事故物件を専門に扱う業者や投資家にとっては、通常の不動産と異なり、価格が安くなる分、魅力的な投資対象となり得る可能性が高まるからなのです。

まとめ

事故物件は一般的に避けられがちですが、適切な運用方法を取れば、他の不動産と同じように収益を得る確率があがります。
賃貸運用の場合は、告知義務を守り、ターゲット層に合わせた家賃設定やリフォームを行うことで、安定した収益をめざしましょう。
売却の場合も、価格設定と販売戦略を慎重に選ぶことで、スムーズに取引を進めることができるかもしれません。
増え続ける事故物件を上手に活用して、自身に資産運用に繋げていくチャンスをつかんでいきましょう。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『冬場の危険!浴室内死亡事故による孤独死』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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