事故物件になると下がる資産価値

「事故物件になると下がる資産価値?」

事故物件専門家やすらか不動産のページをご覧いただきありがとうございます、記載担当の山田です。
今回のテーマは「事故物件になると下がる資産価値」についてご紹介いたします。

資産価値、はマンションや物件の価値のことですが、当然ですが事故物件になるとこの価値は下がります。
都会ですと区分所有マンションが多いですので、マンションオーナーが売却するにも賃貸にするにもどうしてもこの事故物件になると不利になってしまいます。

事故物件になると資産価値下がりますが、その下がり幅は、死因によって大きく異なっていました。孤独死で1割、自死で3割、殺人事件で5割下がると言われたりもします。さらにひどいことには、資産価値が下がるうえに、誰からも引き取り手のない事故物件があふれてしまうこともあるのです。

このような状況が高齢化社会ではどんどんと増加しています。事故物件不動産は不動産流通を阻害しますので、いわば「誰もすまない部屋・家」がどんどん増えてきているのです。
そのあおりを受けているのが、1人暮らしの高齢者です。例えば、80歳の女性が部屋探しにやってきたとしても、断られるケースが多いようです。これは大家さん=オーナーの気持ちからすれば、高齢者を住まわせて事故物件になってしまっては困る、というのが本音です。部屋で死んでほしくないというのが本音なのです。

この気持ちは決して否定できないのもわかります。
オーナー自体が70歳など高齢な場合もありますし、実際に高齢者を入れて事故物件になってしまったケースもあればさすがに非難もできませんので。孤独死だったり事故だったりとか、中で転んで打ちどころが悪くてという可能性も考えればやっぱりお断りするのも致し方ないのです。

とはいえ、人はいつか誰しもが死ぬものであって、今ひと事のように考えて「怖い」とか、「事故物件だ」なんて言いますが、いずれ自分にも死が訪れるます。
やすらか不動産では事故物件を扱いますが、事故物件の怖さや心理的な嫌な気持ちは否定しません、また同じく、誰しもがいずれ死ぬのだから人の生き死にがそれほど怖いものでもないのでは、という感情もわかります。昔勤めていた不動産の先輩が名言を言われていたのでご紹介いたします。

「大阪冬の陣、夏の陣では豊臣側はいっぱい死んだんや。言うたら大阪の町はほとんど死体埋まってて事故物件だらけや!そやろ?」
今は天満橋で元気に仕事されてる先輩、さすがです。

今回のテーマは「事故物件になると下がる資産価値」でした、お読みいただきありがとうございました。

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