お知らせ・ブログ
2025.05.27
- ブログ
管理物件で孤独死がおきたとき、周囲への配慮はどうする?
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『管理物件で孤独死がおきたとき、周囲への配慮はどうする?』の話です。
近隣住人や入居者への心配りが重要
管理している物件で孤独死が発生。
これは、不動産業に携わる者として非常に切ないことです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると同時に、残された空間をどのように整え、周囲の方々へどのような配慮をするかが、大切だと考えています。
管理物件で孤独死が起きた際、まず考えなければいけないことは、近隣住人さまや次の入居希望者さまが不安に感じることを少しでも軽減すること。
そして、安心して住んでいただけるよう配慮していく取り組みをしなければいけません。
孤独死発生直後に行うべき周囲への対応
孤独死が確認された場合どのようにすればいいのでしょうか?
こうした状況が発生したとき、私たちが最初に行うのは、迅速かつ慎重な現場対応です。
近隣住人の方々は、知らされていなくても状況で事態を察することができます。
そして、孤独死と言う出来事に動揺されたり、不安を感じたりすることがあるのです。
まずは感情に寄り添いましょう。
必要に応じて状況の説明や今後の流れをご案内することが大切です。
また、無理に詳細を話すのではなく、あくまでプライバシーに配慮した言葉選びと、悲しみに寄り添う姿勢を大切にします。
住まいは安心して暮らせる場所であるべきだからこそ、周囲への配慮は不可欠なのです。
原状回復と清掃で“安心できる空間”を
事故物件としての登録が必要となる場合でも、私たちは可能な限り原状回復に力を入れています。
専門業者による特殊清掃、消臭、必要であればリフォームなどを実施。
次に入居される方が安心して住める空間を整えます。
孤独死の現場には、見た目以上に心理的な重みが伴うのも事実。
少しでも住みやすい環境に近づけられるよう、設備や内装のリフレッシュを含めた「安心の再構築」に努めています。
不安を払拭し、前向きに新生活を始めていただけるような環境づくりを目指しているのです。
告知義務と誠実な情報提供
事故物件であることの告知義務。
入居者さまとの信頼関係を築くうえでも非常に重要です。
事故物件の仲介を行うとき、「知らなかった」では済まされない情報を、誠実に、丁寧にお伝えするようにしなければいけません。
孤独死という出来事に対して、不安に感じる方もいらっしゃいますが、中にはそうした背景も受け入れて前向きに住まいを選ぶ方もおられます。
まとめ
孤独死という出来事は、決して誰にとっても他人事ではありません。
近隣住人さまへの配慮と、次に入居される方の安心を何よりも大切にしましょう。
事故物件だからこそ、原状回復にむけて部屋の清掃とリフォームで室内を丁寧に整えます。
その上で、透明性のあるご案内ができるよう準備をしておくのです。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、今回は『管理物件で孤独死がおきたとき、周囲への配慮はどうする?』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。