お困り事例ご紹介 ありがちな遺品整理トラブル

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『お困り事例ご紹介 ありがちな遺品整理トラブル』の話です。

事故物件と遺品整理のトラブル

人が亡くなると、どのような状況や環境においても遺品整理が発生します。
プロの遺品整理士が介入することがほとんどですが、まれに費用を抑えるために遺品整理士が介入しないケースもあるのです。
また、故人の死亡理由もまた遺品整理のトラブル原因になりかねます。

自殺や他殺の場合のトラブル

痛ましい自殺や他殺は、残されたご遺族にとって向き合うのもつらいことでしょう。
そうした精神状況の中で、遺品整理を余儀なくされ、時間もないまま部屋を明け渡すときは苦しい思いでいっぱいになるのは仕方がないことです。
しかしながら、速やかに部屋を明け渡す必要があるため残されたものを撤去しなければなりません。
そうした時間が迫られている状況こそが、トラブルになりかねないのです。
残居物を撤去する際に、物品として撤去すると心情としては思わしくないこともあるのです。
専門の遺品整理士とともに作業にあたるか、丁寧に残居物を運び出してくれる業者を選定する必要があるのです。
費用を抑えるために、遺品整理士ではなく不用品回収業者へ依頼するケースも見られています。
大切なご家族を失った悲しみでつい任せてしまうお気持ちも分かりますが、遺品整理士がいる業者にお願いして、俯瞰した気持ちで遺品の整理を行い、気持ちに整理をしていきましょう。

トラブル事例

遺品整理のプロと称して、不用品回収業者のケースもあります。
その結果、故人がずっと大切にしていた高校時代の部活の用品が破棄されることになりました。
すでに破棄されている関係で取り戻すことも叶わず、ご遺族は憤慨されておりました。
状況によっては、室内の自殺で血痕が残っていてもキレイに除去することも可能です。
また、ご遺族としてはきちんと個人とお別れをする大切な時間も必要です。

自然死や孤独死の場合のトラブル

自然死や孤独死などで普段からご遺族と疎遠の場合、突然の訃報がご遺族に届くこととなります。
疎遠とはいえ、大切なご家族であることは変わりません。
訃報を聞き動揺をされる方も多いのではないでしょうか?
ご遺族と関係を保っている場合、慎重に残居物を整理しなければいけません。
孤独死などの場合は、ゴミ屋敷化しているケースもあり速やかな撤去が求められます。
ですが、そうした中の一部から大切な備品が見つかることもあるのです。
やはりこの場合も遺品整理士とともに残居物の中から捨てていいものかどうかの判別をプロの視点で行う必要があります。

トラブル事例

若い時は世話になっていたものの、転勤が続き親族の伯父とは疎遠になっていました。
突然の訃報に驚きつつも、伯父が祖父から引き継いだ書籍や絵があることを知っていたため、遺品整理を希望していました。
しかし、孤独死で腐敗度合いが進んでおり、遺品整理の前に残居物を不用品として搬出しなければいけない状況だったそうです。
祖父の遺品も含まれていましたが、ゴミ屋敷化した状態だからと周囲に諭され渋々不用品として処分しました。
しかし、伯父の遺品を少しでも残しておくべきだったと後悔しています。
少しでも生きていたことを残すのが遺族としてすべきことと反省しています。
後から、プロの遺品整理士が存在していることを知りました。
もう少し早くそうした情報を知っておくべきと後悔しました。

まとめ

どのようなお亡くなり状況でも、遺品整理士を介入した残居物の撤去をする必要があります。
プロの視点で要るか要らないかをきちんと精査することで、ご自身で対応する以上に負担が軽くなるものです。また不用品業者の場合、全て捨ててしまうか転売するなどの事例もあるそうです。
残居物の撤去は必ず、遺品整理士がいる業者を選定しトラブルを回避しましょう。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『お困り事例ご紹介 ありがちな遺品整理トラブル』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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