お風呂場で孤独死が発見された場合の対処

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『お風呂場で孤独死が発見された場合の対処』の話です。

■お風呂場での孤独死

3月に入りましたがまだまだ寒い日が続くものです。
冬に多いのがお風呂場での事故や病気の発生などがあります。
寒い脱衣所から急に温かいお風呂場に入ることで、脳梗塞や心筋梗塞などが起きたりします。
これをヒートショックといい毎年寒い時期になるとニュースなどで発生を防ぐべく報道が繰り返しされています。
高齢者がいらっしゃるご家庭ですと、冬場気にしないといけいないのがこのヒートショックなのです。
また冬場は汗をかきにくく、水分摂取量が極端に少なくなるそうです。
その結果、浴槽内で熱中症になっていたりすることもあります。

また、寒いからと慌てて行動することで転倒など思いがけない事故が発生します。

政府広報でも、交通事故死の2倍もの人が例年お風呂場で亡くなられているといわれています。
交通事故死が2023年で2,678人でしたので、おおよそ5,000人もの人が亡くなっていることとなります。

■風呂場で起きた孤独死の場合の対処

一般的な孤独死よりも腐敗臭が強くなるといわれています。
お風呂場などで死亡した場合、発見が遅れると浴槽に浸かったまま腐敗が進行。
臭いのレベルは、一般的な孤独死の場合よりも強いそうです。
孤独死の場合、腐敗が進み、その臭いで周辺住民が気が付き発見に至ることが多いです。
しかし、通常の孤独死での腐敗集よりもより臭いの度合いが高い浴槽内での孤独死は近隣住民に不安や不快な想いをさせるに違いありません。
また、通常よりも腐敗が早く進行するともいわれています。
自動保温機能が入っていた場合、その腐敗度は増し、臭いも更に強いものとなります。
通常、ご遺体が放置されると腐敗が進み、遺体から染み出た体液や油分がお湯の中に溶けだします。
すでに、どのような孤独死の場合でも警察が現場検証を行い遺体を外部に移動させます。
家屋の中には遺体が無い状況になりますが、浴槽内に溜まった水の中にご遺体から剥がれた皮膚や体の一部などが残されています。
この状態で浴槽の中の液体を下水に流してしまうと、配管が詰まってしまったり、油分や臭いが配管にこびりつき、大変な事態になってしまう恐れがあります。

①浴槽内の水はそのままにする
②腐敗臭が漏れないよう窓を閉める
③浴槽の保温機能を止める

大家さんとしてこうした状況に立ち会ってしまった場合は、対応方法を思い出し、すぐに警察に通報しましょう。
また、管理会社に連絡をして特殊清掃業者の手配を進めましょう。

■風呂場での孤独死での特殊清掃

先に述べた通りの対処の場合、水抜きも含めて対応します。
さらにオゾン除菌を腐敗臭がなくなるまで行い次の入居者の方が不快な思いにならないよう徹底した除菌を行います。
通常よりも腐敗が進み、臭いの度合いも高い風呂場内での孤独死ですが、専門業者であれば対応が可能です。

ただ、発見時にパニックになり浴槽内の水を抜いてしまった場合さらなる清掃が必要となります。
配管に腐敗し体液に含まれた油分が合わさった水が流れることで、細菌が繁殖し臭いがこびりつくこともあります。
また水の中には剥がれた皮膚などもあります。
配管内のこびりつきを特殊な器具を使い掻き出し、殺菌洗浄を菌が基準値以下になるまで徹底清掃する必要があります。

今回は『お風呂場で孤独死が発見された場合の対処』の話でした。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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