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2024.06.04
- 不動産価値
不動産価値を下げないための工夫 事故物件
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『不動産価値を下げないための工夫 事故物件』の話です。
不動産価値を下げないために
ご自身の物件が事故物件と知らされてしまった時、大家としては心穏やかにならない心境になります。
・不動産価値が下がるかもしれない。
・新たな借主が見つからないかもしれない
・原状回復できないかもしれない
大家さんとしては、不動産価値が著しく下がらないようにしていきましょう。
また、相続した不動産が事故物件の場合も同様です。
不動産価値をなるべく下げないための工夫をしていきましょう。
事故物件専門の不動産業者に相談
『餅屋は餅屋』と言うように、ご自身の不動産が事故物件に該当した場合、今の管理会社様から事故物件専門の不動産業者さまへ相談先を変えましょう。
その場合、賃貸物件であるのであれば、すべての部屋の管理会社さまに変わるのかどうかも含めて相談する必要があります。
契約自体が変わりおそれもあるため必ず確認しましょう。
事故物件専門の不動産業者さまの場合、特殊清掃も含めてノウハウが必ずあります。
安い清掃業者だからといって安易に自分で選定するのは一旦置いておいて、必ずそう顔をしましょう。
特殊清掃に含まれるもの
ご遺族の対応が終わり、警察介入が終わったあとに特殊清掃の段階に進みます。
特殊清掃には、以下の対応が含まれています。
●汚染廃棄物の除去
ご遺体はご遺族や関係者が引き取ります。
そのあと、ご遺体があった箇所には体液や血液などの汚物が残ることが多いです。
また孤独死の場合は、多くはゴミ屋敷化していることがほとんどです。
家屋の中に残っている残留物の撤去をして廃棄作業を進めていきます。
そうして、廃棄物の除去を行うのです。
体液や血液は時間が経つにつれ除去が困難になります。
特殊清掃ではプロ独自の洗浄剤を用いて除去に努めます。
除去が困難な場合は、リフォームも視野にいれてもらうよう大家さんにお伝えします。
●しみついた臭いの除去
事故物件には専用の脱臭洗剤を用いてしみついた臭いを消臭していきます。
臭いのレベルによっては、オゾンを用いた脱臭処理も行うこともあります。
ご遺体の状況や腐敗度合いによって脱臭の仕方も変わってきます。
適切な洗剤の選定も含めたうえで、対応を進めます。
必ずプロの判断に任せましょう。
多くは除菌も含めての対応となります。
●害虫処理
ご遺体の発見が遅れた場合、ウジ虫やハエが大量に発生することがあります。
発見時にドアを開放したら腐臭とともに大量のハエが顔面に迫ったなどの報告もあるのです。
こうしたハエはご遺体に含まれている腐敗菌なども付着している恐れがあります。
衛生的にも非常に危険なものです。
そうした害虫が残らないように室内にそれぞれの虫に対応した駆除剤を散布する必要があります。
必ずプロにご相談ください。
借主の見つけ方
事故物件専門の不動産会社が借主を見つけられるようお手伝いしていきます。
その場合、3年間は事故物件の告知義務があるためご理解が必要となります。
また、事故物件の特性でどうしても家賃を安くせざるを得ません。
3年を過ぎた場合は事故物件の告知は必要ないため、立地において借主が見つかる可能性が高い場所であれば家賃も周囲と併せたものに戻すこともできるかもしれません。
ぜひ検討してみてください。
まとめ
通常の不動産業者では中々借主を見つけることが難しい事故物件。
ご自身の不動産が事故物件になってしまった場合、落胆せず関係がある不動産会社に連絡し事故物件専門の不動産会社さまを紹介してもらいましょう!
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、今回は『特殊清掃が必要な場合の事故物件』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。