事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件　相続放棄と売却はどっちの選択がベスト？』の話です。

突然の身内の死と遺産相続

突然の身内の死。
知らされた側としては驚きとショックを隠せないものです。
しかも亡くなられた方の遺産を相続する権利があることもケースとしてあるのです。
しかし相続するものの中に事故物件がある場合、相続放棄と売却のどちらを選ぶべきか迷ってしまうのは仕方がありません。
なぜならそれぞれの選択肢にメリット・デメリットがあるからです。
まずは、状況に応じて最適な判断をする必要があります。

相続放棄とは？そのメリットとデメリット

相続放棄とは、被相続人の財産や負債を一切引き継がない選択をすることです。
事故物件の場合、相続放棄を選べば心理的負担や維持費から解放されます。
その一方で、物件に付随する資産価値や潜在的な収益も放棄することになります。
相続放棄は裁判所への申請が必要であり、相続開始後3か月以内という期限があるので時間的に猶予が無く注意が必要です。
まずは、専門家に相談しながら迅速に手続きを進めることが重要なのです。

事故物件を売却するメリットとデメリット

事故物件を売却する場合どのようなことが起こるのでしょうか？
まず事故物件であっても市場価値は持つことが多いです。
相続人にとって収益を得るチャンスとなります。
ただし、事故物件という特殊な事情が価格に影響するのも事実です。
一般の不動産より低価格での取引となる可能性があるのです。
さらに売却の場合、事故物件の告知義務により、買い手に対して過去の事故を開示する必要があります。
そうした状況が合わさり、スムーズな売却ができにくくなることも予想されるのです。

どちらを選ぶべきか？ケース別の判断基準

相続放棄を選ぶべきケースはどのようなことが多いのでしょうか？
物件が事故物件であるばあい、特殊清掃やリフォームなどの修繕費が高額になることが多いです。
また、賃貸物件を保持するにあたっても事故物件は家賃そのものを下げる必要性があります。
さらに告知義務が発生することから収益化が見込めない場合が挙げられます。
売却を選ぶ場合は、売却する時に売却益が見込めるとともに様々な費用負担か開放が考えられます。
修繕費が高額となり対処が難しい場合は遺産放棄という選択も十分にあり得るでしょう。

ただし、事故物件であっても、立地条件が良い場合は賃貸・売却でも収益が見込める場合があるのです。
そうした場合は、安定的な収益確保のため遺産を相続する方向で検討してもいいでしょう。

まとめ

事故物件の相続には、相続放棄と売却という2つの大きな選択肢があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらがベストかは状況に依存します。
重要なのは、法律や市場の知識をしっかり理解し、専門家の助言を得ながら冷静に判断することです。
慎重に選択を行うことで、不安を解消しながら最善の結果を導くことができます。

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以上、今回は『事故物件　相続放棄と売却はどっちの選択がベスト？』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。