事故物件、警察の対応はどのようにして進めているのか?

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件、警察の対応はどのようにして進めているのか?』の話です。

ご遺体を発見したときの対応

どのような状況でもご遺体を発見したときは、必ず警察へ連絡を行います。
ご遺体の発見は、異変を感じて家屋に入った時に見つかります。
発見者は、近隣住民(民生委員など)や新聞配達員、介護担当者、大家さんなどが挙げられます。
ご遺体を見つけてしまった場合は速やかに警察に連絡をします。

ご遺体発見 警察に連絡

家屋に入れない場合、ガラス窓を割って家屋内に入ります。
警察が遺体を見つけ室内を確認します。
第一発見者の場合、警察とともに室内を確認します。
住民の死亡が確認されると、警察は現場検証を行います。
この場合、警察からの指示に従って行動してください。
家屋の中でご遺体があると多くの人は冷静さを失います。
慌てず、冷静に行動をしましょう。

警察の対応

現場検証の際、警察は何を基準に検証しているのでしょうか?
警察は、事件性の調査と貴重品の確保を同時に行います。
訪問介護などで看取られていない状況などは警察によって遺体発見現場の操作を行うのです。
窓ガラスが壊された状態ですと家屋に第三者が侵入しやすくなり、貴重品を持ち出す可能性が高まります。
財布や通帳、保険証、携帯電話などを貴重品として保管します。
また携帯電話はLINEやSNS、ショートメッセージを確認し事件性の有無がないかきちんと精査します。
死亡時に誰にも看取られていない場合、死亡理由が当初は不明です。
この死亡原因が、熱中症などの体調不良による孤独死なのか、自殺なのか、他殺なのかは現場検証を終え、検死をしてからでないと分からないのです。
ご遺体は確認のため、上記の通り検死に進みます。
検死では死亡理由などを確認します。
腐敗が進んでいる場合は、歯の状態なども歯科医師と連携をとり確認します。
DNA鑑定も行います。

ご遺体の引取りと死体検案書の取得

ご遺体の検死が追えるとご遺族や関連する人々に死亡の連絡とともにご遺体の引き取りについての問い合わせを行います。
遺体の搬送は霊柩車でなければいけないため、葬儀会社との連携をおすすめします。
通常を人が亡くなったときは、死亡届の提出と火葬の手続きを進めなければいけません。
近隣であれば都度対応が可能ですが、遠方の親戚の場合は対応に負担が大きくなってしまいます。
葬儀会社によっては、ご遺体の引き取りや死体検案書の授受、死亡届までを対応してくれる業者もあります。
こうした状態でのご遺体は腐敗が進んでいるため、スピーディに葬儀から火葬までを進めることがほとんどです。
ご遺族は戸惑いもあるため、プロにお任せする方が精神的にも負担が少なく対応ができるでしょう。

まとめ

突然の訃報の連絡は、多くの人が戸惑い慌ててしまうものです。
警察がどのようにご遺体を発見してから何をするのかを知っておくだけで、どの段階まで進んでいるかが分かります。
分かることで戸惑いや焦りもある程度軽減するのではないでしょうか?

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『事故物件、警察の対応はどのようにして進めているのか?』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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