事故物件だけじゃない、家賃が安い落とし穴物件

好条件にも関わらず、家賃が相場よりも安い賃貸物件はしばしば見られるかと思います。
では、その安さの理由とは何でしょうか?この安さには、物件の立地環境や設備面といった何かしらの理由が必ず備わっています。安物件の理由を把握しておけば、今後事故物件の買収や売却を考えている方にとっては参考になるかもしれません。
これより家賃の安い物件によく見られる安さの理由について調べてみましょう。

【賃貸が安くなる理由】

① 日当たり問題

マンションやアパートタイプの物件の場合、高層階の方が日当たりや通気性が良く、騒音も軽減されるというメリットがある為、上の階へ上がるにしたがって家賃も高く設定されます。反対に物件の低階層は、日当たりや風通しが望ましくないものが多い為、家賃が安くなってしまう結果になります。

② 物件の周辺環境

直接的な被害はなくとも、物件の周辺に嫌悪施設(墓地、遊戯施設、工場、刑務所、風俗営業など)が存在するといった周辺環境についても、物件が安くなっている理由の一つです。

③ セキュリティ不備

一人暮らしの女性にとって、セキュリティ面は特に重視したいポイントになります。オートロックやモニター付きインターホンなどの防犯設備がない物件も、家賃が安いという理由の一つです。

④ 線路や高速道路などの騒音

物件付近に線路や空港などがあると、電車や飛行機の音や振動が部屋にまで届きやすく、生活に支障が出てしまうこともあります。

⑤ 築年数が古い物件

建物の築年数が古い場合にも、賃貸が安くなるケースがあります。扉の建付けや水回り、断熱性の良し悪しなどの設備の質や、耐震性の問題から、借り手がつきにくいと言われています。

【安い理由をよく考えましょう】

賃貸が安い物件には何かしらの理由を抱えています。入居者にとっては入居後のストレスの原因や、退去されてしまう原因になってしまうこともあります。ですが、安いからと言って全ての物件や設備が完全ではないというわけではなく、許容範囲で納得できる条件もあるかもしれません。事故物件や安物件に関する問題は幅広く、自ら判断し解決することは難しいと思います。やすらか不動産では、物件の買取・売却に関するご相談も承っておりますので、お困りの相談がありましたらお気軽にご相談ください。

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