事故物件の供養はどこに依頼するべき?

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件の供養はどこに依頼するべき?』の話です。

事故物件 供養の必要性

ご自身の物件が事故物件になった場合、警察への対応や特殊清掃などを行う必要があります。
最後に任意ではありますが、事故物件への供養は、故人へのお悔やみの気持ちを表すだけでなく、入居する人の心の安定にもつながります。
事故物件というマイナスな印象を伴ったものは、どうしても負の印象を受けざるを得ません。
きちんと最後のステップである供養を行うことで、安心して事故物件に住むことができる材料になるのです。

供養への依頼先

事故物件への供養を行うさい、やすらか不動産では主要八宗と呼ばれる宗派に供養を依頼します。
しかしながら供養は通常、人にたいして行うもの。
そのため土地や建物にたいして祈祷(供養)ができる宗派をご指定します。
※とくに希望がない限り。

【供養が可能な宗派】
■人への供養
・浄土宗・浄土真宗本願寺派・真言宗大谷派・曹洞宗・臨済宗
■人への供養と建物・土地への祈祷(宗旨宗派)
・天台宗・日蓮宗・真言宗 (順不同)

故人の宗派であることがベストですが、土地や建物への供養を含む場合は宗旨宗派の中からお選びすることとなります。

神道の場合の注意点

神道の場合、魂の供養ではなく『お祓い』を行います。
「お祓い」とは、神道の考えに起因するものです。
「不浄」なものを文字通り「祓う」こと。
古来より「死」は「穢れ」(けがれ・きがれ)と考えていました。
「穢れ」は「不浄」であり、「不浄」が引き起こす災厄を「祓う」というのが『お祓い』なのです。
ご遺族のご希望で、神道をお選びになったときは「お祓い」ではなく「魂鎮(たましずめ)」を行います。
供養とはすこし意味がことなり、この世に留まり続ける魂を落ち着かせ、鎮めることで災いをなさないようにするという目的があります。

まとめ

事故物件の場合、供養は任意であるもののご遺族や新たな入居者の想いに鑑みるとほとんどの大家さんが行っているのです。
その際ですが、仏教で供養を行うのか神道で魂鎮を行うのかはご遺族のお気持ちに沿うかたちとなるのです。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『事故物件の供養はどこに依頼するべき?』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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