事故物件の価値を高めるためにできること 管理人としての心構え

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件の価値を高めるためにできること 管理人としての心構え』の話です。

管理物件が事故物件になった時

ご自身の物件が事故物件になってしまった時、どうしても管理物件が空き続けることのリスクを念頭に置いてしまいがちです。
家賃収入が減ることへのリスク回避を頭に入れてしまうことは仕方がありません。
またどうしても入居者がいない場合は、売却も視野に入れなければいけません。
事故物件の価値を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは、心理的な抵抗を緩和し、魅力的な要素を付加することが重要です。
管理人として物件の価値を上げる取り組みをして、空き物件を少なくする努力をしていきましょう。

透明性の確保とリノベーションの必要性

事故物件は心理的瑕疵が発生するため、告知義務がどうしても生じてしまいます。
告知義務を新たな住居人に行う場合、物件に起きてしまった事故についてきちんと詳細をお伝えしましょう。
正直にお伝えすることで透明性が確保され、信頼感を高めることが可能です。
その結果、賃貸契約がスムーズに運ばれることがあるのです。
また、特殊清掃のみでなく、新たに借りる人のために、リノベーションを行うことも重要です。
物理的な空間を大きく改善することで、新しい物件のような様子になります。
その結果、心理的な抵抗を軽減させ、印象を良くすることができるのです。

価格設定の工夫

事故物件となった場合、現状の家賃相場から5割から3割ほど減額することが想定されています。
初期段階で事故物件となったことを認識し、最低相場となったとしても家賃収入を継続して確保できること現状としてより良い選択になったとします。
そうすることで、管理側として心理的ストレスが軽減されるのです。
また、ポジティブな要素を価格の中で盛り込みます。
駅から近く立地がよい、また、建屋自体がモダン建築であるなどそのほかの要素をしっかりとアピールします。
今の段階で家賃を低く設定する必要があったとしてもやがて付加価値により上げざるを得ない状況を確保します。

コミュニティとの関連性を高める

自身の管理物件が事故物件となった場合、どうしても周囲の住人との間に隔たりが生まれてしまう可能性が高まります。
住民同士の交流イベントに管理人として参加したり、地域コミュニティの一員であることをしっかりとアピールしていきましょう。
また、事故物件の原因がどのような状況であれ、住民としては不安感に苛まれることがあります。
監視カメラなどの設置をし、セキュリティを強化することで住民への安心化を高めていきましょう。

まとめ

事故物件の価値向上には、心理的な抵抗を緩和し魅力を高める工夫が重要なのがお分かりいただけたでしょうか?
供養などを行うことも周辺住人への安心感や新たな入居者に向けた施策として重要です。
都市部ではどうしても、孤独死や自殺、他殺などが起きやすい状況といえます。
事故物件が該当の希望立地条件と重なることもあるのです。
新たな入居者を意識した施策を実施している管理会社ならば、その後のアフターケアも期待できるでしょう。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『事故物件の価値を高めるためにできること 管理人としての心構え』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

お知らせ一覧に戻る