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2024.11.14
- 不動産価値
事故物件の相続はどうなるの?後悔がないベストな選択を。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『事故物件の相続はどうなるの?後悔がないベストな選択を。』の話です。
事故物件が遺産として残されてしまった
突然の親族の訃報。
遺産を相続するのが自分のみの場合、どうしたらいいのでしょうか?
またそうした不動産が事故物件の場合はどうしたらいいのでしょうか?
事故物件は一般的な不動産より売却や賃貸を行う場合、扱いが難しい物件です。
どうしても通常の価格よりも3割から5割ほど安くなることが多いものです。
では、相続税評価額はどうなるのでしょうか?
今回は、事故物件を相続した際の対処方法や、相続放棄の可否、さらに相続後の心構えについて詳しく解説します。
後悔しないために知っておきたいポイントを押さえて、ベストな選択を考えましょう。
事故物件の相続
事故物件の相続は一般的な不動産相続と同じ流れです。
まず、相続人は相続登記を行い、名義を変更します。
相続の際、事故物件の相続税評価額はどうなるのでしょうか?
一般的に価値が下がると言われているのは、騒音や日照疎外、臭気、忌みなどにより取引金額に影響を受ける場合です。
忌みは墓地の隣接などが当たりますので事故物件は該当しないことが多いのでご注意ください。
事故物件は市場価値が2割から5割程度下がりやすく、売却が難しい場合があります。
そのため、親族間での話し合いも大切です。
また、事故物件としての状況が解消されるまでの費用(固定資産税や修繕費、残居物撤去など)もどれくらいかかるのか考慮が必要です。
不動産業者や専門家に相談し、売却・賃貸する場合のリスクやコストについて把握しておくと良いでしょう。
事故物件の相続放棄
事故物件の相続は、相続放棄という選択肢もあります。
相続放棄は、相続する権利を完全に放棄することで、他の財産や負債も含めて全て相続しない決断です。
放棄には期限があり、相続の開始を知った日から3か月以内に手続きを完了させる必要があります。
相続放棄を検討する際は、家族と十分に話し合い、手続きに必要な書類を準備することが重要です。
手続きが完了すると、相続財産や負債を一切受け取らないため、後々のトラブルを防ぐことができます。
ただし、相続放棄した場合、他の親族に相続の責任が移る場合もあるので、注意が必要です。
事故物件を相続したときの心構え
事故物件を相続した場合、心理的な負担も少なからず影響することがあります。
そのため、相続後には冷静に状況を整理し、今後の方針を決めることが大切です。
売却か賃貸か、またはしばらく保有なのか…
それぞれの選択肢にはリスクとメリットが存在します。
売却や賃貸を検討する際には、周囲の助言や専門家の意見を参考にし、慎重に判断することが求められます。
まとめ
事故物件を相続した場合、通常の不動産と異なり扱いに注意が必要です。
まずは相続をするのかしないのかをきちんと決めましょう。
相続の場合は、相続登記を行います。
名義を変更したうえで維持費や売却・賃貸の可能性を検討します。
また、事故物件の相続を避けたい場合は、相続放棄が可能で、手続きは開始から3か月以内に行う必要があります。
放棄すると他の財産や負債も受け取らないことになりますが、他の親族に相続の責任が移る場合があるため、親族と十分に協議しましょう。
相続後は冷静な判断が大切で、売却や保有の選択肢を検討しつつ、心理的負担を軽減するためのサポートも考慮すると良いでしょう。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、今回は『事故物件の相続はどうなるの?後悔がないベストな選択を。』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。