事故物件へ投資するメリット・デメリット

利便性のいい立地や設備の整った物件は、投資目的でも魅力的ですが総じてそういった物件は購入費用が高く、なかなか効率的に運用することが難しいという面があります。
そこで注目されているのが事故物件です。安く手に入れられますが、知っておきたいデメリットや注意点を押さえておく必要があります。

事故物件へ投資のメリット

事故物件への投資最大のメリットは、その利回りです。

不動産投資で効率よく利回りを出すには、物件をできるだけ安く手に入れる必要があります。
物件の購入に多額のお金がかかってしまうと、その後上手く住人を見つけられたとしても高い利回りは期待できません。その点、事故物件は、似たような条件の物件に比べると格段に安く手に入れることができます。

つまり借り手さえ見つけることができれば、一般的な不動産投資よりも高い利回りが期待できます。

事故物件投資のデメリット

事故物件へ投資するデメリットで最も多いのが、事故物件に対する心理的瑕疵が、自分が考えているよりもはるかに大きく捉えられてしまっている場合です。

自分では大丈夫だと思っていても、それはあくまで貸し手としての感覚です。実際に住む人からしてみれば「安くてもそんな部屋は借りたくない」と思われてしまうかもしれません。

借り手が付かなければ当然その部屋は空き部屋になってしまい、利回りを出すどころか、維持費や修繕費だけがかかるようになってしまうかもしれません。

上手く借り手が見つかったとしても、当初考えていたよりも賃料を下げなければならなくなると、当然期待していた利回りは出ません。その点もしっかりと把握しておきましょう。

事故物件への投資を考えているなら、物件選びの段階からかなり慎重になる必要があるのです。
安易に手を出してしまうと、動かせない資産を抱えて大損してしまう可能性もあります。

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