事故物件をどう再生させるかについて考える

事故物件専門買取売却なら大阪やすらか不動産ブログ担当、山本です。

今回は『事故物件をどう再生させるか』の話です。

事故物件が年々増えていることは、私自身も日々体感しています。事故物件をどのようにして再生させるかについて、日々物件と対峙している私の考えを少しお話したいと思います。

事故物件の再生方法について

事故物件はすべてマンションやアパートの一室で発生するわけではありません。集団で生活するグループホームなどでも事故物件になることもあります。
例えばですが、昨年老人ホームで食虫毒が発生し、30名近くが、食中毒になり、2名が亡くなるといった事件をニュースで見ました。この場合、事故物件のお祓いやリフォームなどを行い、残された方や入居される方のご家族への心のケアや配慮が必要だと考えます。

事故物件の再生への流れ

事故物件の場合は、建物の改修に先立って供養を実施します。改装工事の際は、居室や食堂、台所など全ての内装を新しいものに変更します。特に食中毒の発生源となった台所は、ネガティブなイメージを与えるため、別の場所に移設するなどの細かい配慮を行います。

事故物件のリフォーム後の対応

新施設を完成させたら、すでに入居者されている方やこれから入居される方に事故の経緯をきちんと説明した上で、前向きな想いで物件を再生したということをお伝えします。また、施設では入居者の健康面での安全性に加え、精神的なケアにも注力せねばなりません。

食事には細心の注意を払い、レクリエーションを通じて、入居者に安らぎを与えられる空間作りを心がけることが必要です。ニュースになるような事故が起きてしまった場合、なかなかそのイメージを払拭させることは難しいです。

しかし、前を向いて新しい価値を生み出そうという努力をすれば、事故物件の価値や見方がきっと変わるのではないかと私は考えます。
もし事故物件になってしまったとしても、適切な対処と物件のリフォームによって、ネガティブイメージを払拭することができると思うのです。そのために、我々不動産は誠心誠意のある対応を心がけていきたいです。

今回は『事故物件をどう再生させるか』の話でした。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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