仏教における自殺の意味 ご供養の必要性

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『仏教における自殺の意味 ご供養の必要性』の話です。

事故物件 ご供養の必要性

ご自身の物件が事故物件となった場合、ご供養をされることがほとんどだと思います。
ご供養がなく、そのまま引き渡しを行うと多くはトラブルを引き起こすからです。
もちろん、心理的瑕疵にあたるため賃借契約の場合は3年間の告知義務があり、物件が事故物件だったかを伝えなければいけません。
ご供養に関しては、大家さんや管理人さんは必要ではないものの、借り手のお気持ちやご遺族のお気持ちを考えたとき選択することが大切なのです。

仏教における自殺の意味

仏教における自殺。
頂いた命を故意に断つため、自殺も殺人も罪として変わりはありません。
そのため、仏教観では自殺の場合は地獄に行くしかありません。

仏教における魂の概念で、魂の乗り物としての頂いた肉体を粗末にすることなく大切にすることが教えてとしてあります。
人間として生まれてきた瞬間に私たちは修行の波の中にいることとなります。
死後、業(罪)を重ねると地獄に行き、徳(良いこと)を重ねると人間に生まれ変われるなどが教えてにあります。
今の苦しみも魂の向上のための試練だと心に念じて、天寿を全うするまで大切にすべき体なのです。

仏教の世界では、輪廻転生があります。
事故物件での供養の場合、魂が留まっているため輪廻転生の輪から外れていることとなります。

モノや土地の供養

供養は本来魂に対して行われるものです。
人だけではなく土地と建物のお祓い(供養)が可能とされている宗派は、「天台宗」・「日蓮宗」・「真言宗」だそうです。
特に指定がない場合はこちらの宗派で進めます。

モノや土地に対しても供養をきちんと行うことで、次の賃借契約を行うことへの障壁がさけられることとなります。

神道をご希望のさいは、お祓いはほぼ行いません。
通常は魂鎮で対応していきます。
慰霊という意味では供養と同じですが、役割に少し違いがあります。
神道における魂鎮では、この世に留まり続ける魂を落ち着かせ、鎮めることで災いをなさないようにするという目的があります。

一方、仏教における供養では、故人が仏様のいる浄土の世界へ転生できるように願うという意味があります。

まとめ

事故物件の場合、供養は任意であるもののご遺族や新たな入居者の想いに鑑みるとほとんどの大家さんが行っているのです。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『供養?お祓い?事故物件になったら知って欲しいこと』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

お知らせ一覧に戻る