住宅内の事故死

2019年の住宅内の不慮の事故死者数1万3800人の内訳は、多い順に溺死及び溺水(5673人)、窒息(3187人)、転倒・転落・墜落(2394人)となっている。

住宅内の事故死は交通事故死の4倍です。
このうち溺死及び溺水の要因の1つにヒートショックが原因です。
これは暖かな空間から寒い空間に移動した際、急激な温度変化により血圧が乱高下し脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすことを言います。

断熱性の低い住宅の場合、冬期には脱衣所が氷点下近くになることがあります。
お風呂のお湯との温度差は40℃くらいで、この大きな温度差がヒートショックを招き、浴槽内で意識を失ったりして溺死するというのが発生要因の1つとくに今のような寒さが厳しい時期にヒートショックが多くなることから、ハウスメーカーやリフォーム事業者もこの時期におうちの断熱性能を高めませんかなどという提案を強化するし、メディアにもそれに関連する話題が増えている。

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