供養とお祓いの違いについて

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『供養とお祓いの違いについて』の話です。

■供養とお祓いの違い

事故物件と聞くと色々な想像が頭をよぎってしまうものです。
どんな理由であれ、その場所で人がお亡くなりなられたのであれば供養を執り行うことを検討しましょう。
よく供養とお祓いを混同される方がいらっしゃいます。
供養とお祓いは違うものなのです。
大家さんとして、また賃貸等で事故物件を借りることになった場合に備えて知識として覚えておきましょう。

■供養

供養とは、仏教の儀式のことを指します。
故人の魂に冥福をお祈りし、故人の魂に成仏していただく儀式のことです。
「供養」そのものは仏教の用語です。
供養自体は、寺院の住職など仏職について携わっている方が行います。
お米やお酒、お塩などをお供えして、お経を唱えます。
供養の方法は宗派によって異なる部分もありますが、人である故人に対して行います。

人以外の土地や建物は供養ではなく、祈祷となります。
祈祷が可能な仏教の宗派は、天台宗・日蓮宗・真言宗が該当します。
故人やご遺族の宗派によりますので一度ご相談をお願いします。

■お祓い

お祓いとは、神道で執り行う儀式のことです。
神の前で、神職についているものがとり行います。

魂の成仏を願う供養とは違い、神に祈り災厄を取り除く行為となります。
神に供物(御神酒・米・塩・榊)を供えて、祝詞をあげ災厄を払って加護を願います。

通常事故物件では、ご遺族のご心情を汲み、お祓いを避け供養をすることがほとんどです。
多くの方が、家を建てたりするときにお世話になるので神道式のお祓いが必要であるかもしれないと考えられます。
しかし、事故物件の場合、故人の魂の成仏が大切です。
供養で魂の成仏をお祈りしましょう。

今回は『供養とお祓いの違いについて』の話でした。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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