増え続ける事故物件 心理的瑕疵を払拭すべき3つの理由

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『増え続ける事故物件 心理的瑕疵を払拭すべき3つの理由』の話です。

増え続ける事故物件

「事故物件」という言葉、よく耳にするようになりました。
そもそも事故物件とは、他殺や自殺、特殊清掃が必要な自然死など、居住者にとって心理的に影響を与える出来事が発生した物件を指します。
こうした出来事そのものを心理的瑕疵と言います。
心理的瑕疵が発生することで、購入や賃貸希望が敬遠することが多いです。
しかし、超高齢化社会に突入し、独居老人が増加しました。
コロナ禍における非正規雇用の増加に伴い収入が激減、自殺が増える要因となっています。
さらには餓死者が出る事態となりました。
その結果、事故物件が増え続けることとなったのです。
ご自身が物件を探す上で、予算や立地など譲れないポイントがそれぞれにあるのです。
事故物件が該当の希望物件と同じ条件になる可能性も否定できません。
今後の増え続ける事故物件と向き合うべく、心理的瑕疵を払拭する必要性が高まっています。

理由1. 空き家問題の解決

日本では、空き家問題が深刻化しています。
地方だけでなく、都市部でも空き家問題は深刻な問題として取り上げられているのです。

事故物件は、心理的瑕疵が理由で市場価値が下がりやすく、空き家になりやすい状況にあります。
しかし、適切なリノベーションを施すことで、事故物件としての認識が変わり、市場に再び流通させることが可能です。
これにより心理的瑕疵の払拭が行われる可能性が高まるのです。

理由2. 市場価格の変動

心理的瑕疵がある物件は3割から5割ほど市場価格より下げられる傾向にあります。
都市部で持ち家やマンションを購入しようと物件を探すとその値段の高さに驚くこととなります。
心理的瑕疵がある事故物件の場合、価格が抑えられているため予算通りもしくは予算よりも少ない価格で購入できる可能性が高まるのです。
もちろん、事故物件を専門としている不動産会社の場合、供養がきちんと行われています。購入希望者の不安を和らげることができるのです。
賃貸の場合も同様です。

理由3. 不動産市場の活性化

事故物件の取引がきちんと行われることで、事故物件の不動産市場が活性化します。
取り引きが増えることで、下げなければ市場として取引がしづらい物件も正常な価格まで引き上げられる可能性が高まります。
増え続ける事故物件が世論にとって、驚くべき事案ではなくなることで不動産管理側のリスクが減り、物件が安定的に取引されるようになるのです。
事実欧米では事故物件の概念がなく、きちんときれいに修繕することで物件としての市場価値を下げることなく取引がされているようです。

まとめ

ご自身が管理している物件で事故物件が起きてしまった場合、取り扱いに困ってしまうのが現状ですよね。
ですが、高齢化社会による独居老人の増加や、低賃金による若者の自殺は現状避け辛い内容となっています。
それは、事故物件がご自身の周囲で多くなっている可能性を示唆していることに繋がるのです。
清掃や供養、修繕、周囲住人の理解などしなければいけないことはたくさんありますが、理解を深めることで事故物件も不動産として運用が可能となるのです。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『増え続ける事故物件 心理的瑕疵を払拭すべき3つの理由』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

お知らせ一覧に戻る