失敗しない事故物件の購入・契約のコツ

事故物件専門買取売却なら大阪やすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『失敗しない事故物件の購入・契約のコツ』の話です。

事故物件の購入で重要な契約に関するポイント

事故物件の購入で重要な契約に関するポイントについてお話しします。事故物件を検討されている方もいらっしゃると思いますが、その際には十分な注意が必要です。価格が比較的安い反面、物件の過去に関する情報をしっかり調べて、把握することで購入への不安が軽減されます。衝動的に購入してしまうと、後々トラブルに巻き込まれることもございます。

契約時に注意すべきポイント

そこで、事故物件の契約時に注意すべきポイントについてお伝えします。

①事故の詳細を開示してもらう
契約前に、不動産会社から事故の詳細を文書で開示してもらいましょう。これは今後トラブルが起きた時にも必要になるので、必ず文書でもらって手元に保管しましょう。

②事故物件であることの確認
売買契約書に明記されているかどうかを確認します。おもに、殺人、自殺、事故による死亡が起きた事故物件。また、特殊清掃や大規模リフォームなどが行われた場合などは、購入するかどうかの判断に重要な影響を及ぼすと考えられるため契約書に記載されているはずです。注意深く確認しましょう。

③リフォーム内容と瑕疵担保の確認
リフォーム工事の内容と施工業者を確認し、瑕疵担保期間を契約書に記載してもらいましょう。瑕疵担保責任は、法律上瑕疵を発見してから1年以内であれば請求できることになっています。しかし、過去の裁判の判例では引き渡しから10年で時効消滅するとされています。

④近隣への説明状況の確認
周辺住民への事故物件の事実関係の説明が行われているか確認し、居住環境が適切かどうか判断しましょう。ご自身が入居されない場合でも、過去にトラブルがあると物件自体の印象が悪い可能性もあります。購入してから風評被害などに悩まされないように、近隣にどのような説明がされているかも確認した方がよいでしょう。

⑤ご遺族への対応状況の確認
事故物件による被害が出た場合には、適切に対応できるかどうか不動産会社に確認しましょう。

まとめ

これらのポイントを押さえた契約書を作成し、十分に内容を吟味してから購入を検討しましょう。適切な手続きを経ることで、事故物件の購入でも安心して住むことができるはずです。事故物件は物件だけでなく、近隣の方にも注意を払って購入を決意する必要があります。また契約書は今後のトラブルを回避するためにも、念入りに確認して、物件購入の手続きを行うことをおすすめします。

今回は『失敗しない事故物件の購入・契約のコツ』の話でした。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

お知らせ一覧に戻る