孤独死と孤立死の違いとは?

事故物件専門家やすらか不動産のページをご覧いただきありがとうございます、 記載担当の山田です。
今回は「孤独死と孤立死の違いとは?」についてご紹介したいと思います。

孤独死と孤立死はどちらとも「誰にも気づかれずに一人で死ぬこと」を意味した 言葉ですが、この2つの言葉には違いがあるのでしょうか。

実は孤独死も孤立死も、明確な位置づけや意味の違いはありません。
しかし、行政で使われている資料などは「孤立死」という言葉を使うことが多い ようです。

〇孤独死

孤独死とは、家族との交流や地域での繋がりがあっても老衰や突然死などによ り、自宅で誰にも気づかれずに亡くなってしまう場合のことを指します。
独居者が助けを求めることなく急死し、しばらくしてから見つかる場合などにい います。

〇孤立死

孤立死とは、親族とも疎遠で地域での繋がりもなく、社会から日常的に孤立して いる高齢者が自宅で亡くなり、そのまま長期間誰にも気づかれない場合をいいます。
孤立死が起こる原因は様々ですが、年々増加傾向にある未婚率も、孤立死のひと つの要因であるため、独居高齢者だけでなく、若年世帯や生活困窮世帯でも起 こっています。

このように「孤独死」より「孤立死」は、家族や親戚だけでなく社会との関りか らも遠ざかり、まさに独りきりで孤立している状態というニュアンスが強いよう です。
どちらも痛ましい最期ですが、孤独死・孤立死された後は、そのまま事故物件に なってしまうケースなどがあるため、深刻な社会問題となっています。

近年では市区町村が独居世帯に対して、孤独死防止のための取り組みを行ってい ますが、独居者自身も家族や社会から孤立しないような生活を心がける必要があ るのです。
孤独死や孤立死はもう他人事ではありませんので、基本的な情報をあらかじめ 知っておくことはとても大切です。

もし今困っている方がいらっしゃいましたら、些細なことでもお気軽にご相談く ださい。

今回のテーマは「孤独死と孤立死の違いとは?」についてでした、お読みいただ きありがとうございました。

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