孤独死について

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、岡本です。
今回は『孤独死ついて』のお話です。

孤独死とは。

 『孤独死』の概念は高齢化社会に突入した1970年代に誕生したもので、1955年以降は、阪神・淡路大震災の被災者の
孤独死がメディアで取り上げられて注目されるようになりました。さらに2000年頃からは日常の社会問題として孤独死
問題が頻繁に取り上げられるようになりました。
 社会的に孤立してしまった結果、住居内で死亡してからしばらく周囲の社会に気付かれず、そのまま放置されていた
状況を指しています。行政機関では、『誰にも看取られることなく息を引き取り、その後相当期間放置されるような悲惨な
孤立死(孤独死)』と表現しています。

対策は。

 地方自治体では、地域住民によって互いを支えあい見守る活動のネットワーク構築や、民間企業と連携した見守りサービスの提供を推進しています。たとえば、ライフライン系企業との見守りに関する事業協定、水道局と連携して異変に気付いた際の情報提供を行う例や、郵便局の見守りサービスの例などがあります。また、民間警備会社が地方自治体の委託を受けて、見守りサービスを提供しています。また、住民自らが運営する老人会や自治会などによる自主的な孤独死予防運動は、
大都市におけるコミュニティ再構築と地域の活性化につながるものとして期待されています。

水道やガス・携帯電話の利用状況といった生活情報を送信することで高齢者の安否確認をするシステムの導入も始まっています。独居高齢者向けに、緊急時に押しボタンやペンダントを押すと電話回線を通じて自動通報されるという機器を提供する自治体もあります。

今後の新システム開発やICT(情報通信技術)の発達により『見守り』が、社会の人々に定着していくことを期待します。

以上、今回は『孤独死について』のお話でした。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、岡本でした。

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