孤独死の現状を考察する

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『孤独死の現状を考察する』の話です。

■孤独死とは

近年、テレビや新聞などのニュースでも耳にすることになった孤独死。
ご近所でも実は孤独死だったなどと身近なワードになったことは否めません。
そもそも、孤独死とは誰にも看取られずに亡くなることをいいます。
交流の有無は関係ないものなのです。
3割は3日以内で発見されていますが、それ以外は発見まで時間がかかることが多くそうした状況に特殊清掃などが必要となるのです。

■孤独死の現状

現在、日本でおきている孤独死は約毎年30,000人とも言われています。
東京都でも年間4,200人もの人が孤独死をしているとも言われています。
中年以下の場合、非正規雇用と家族間の不和から単独で住むことを余儀なくされることもあります。
そうした状況から食生活も荒み、アルコール摂取が増え、突然の心筋梗塞や脳梗塞などで死亡。
普段からコミュケーションをしている人もおらず、発見が遅れすでに腐敗が進んだ状態となっているなどの状況になるケースも見られるそうです。
ご老人の方は、家族が遠方で普段からかかわりを避けている場合に孤独死をすることもあるそうです。
早めに見つかればいいのですが、独居でいることで発見が遅れるケースも見られます。

■孤独死を防ぐには

大家さんベースで考えた時、やはり独居の場合である方との契約は普段からのコミュケーションや管理が大切であると考えます。
早めの発見で特殊清掃の場合でも修繕が軽くすむケースも見られます。
ご近所からの苦情や通報などで、注意が必要な方には普段から弁護士を立てたりとアンテナを張るなどの予防策を講じることをおすすめします。
他に手だてがなくお困りの場合でもぜひご相談をお願いいたします。
今後も独居の方が増え、孤独死そのものが増えることが予想されます。
事前の対策で事故物件を回避し不動産価値そのものを下げにくい状況を作っていきましょう。

今回は『孤独死の現状を考察する』の話でした。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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