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2022.12.15
- 事故物件
孤独死の部屋は危険?
親と離れて生活している方が多く、近年「孤独死」で亡くなる方が増えてきました。
頻繁に連絡が取れないため、残念ながら発見が遅れることがあります。
遺族は亡くなった方の遺品整理をしなければなりませんが、亡くなったまま時間が経ったお部屋には強い異臭が部屋やもの全体に付着し、細菌感染の恐れがあり極めて危険です。
こうした場合には、「特殊清掃」を行う専門業者に依頼することが最善策です。
腐敗臭は簡単に取れない
残念ながら孤独死されてしまった場合、清掃で一番の困難は遺体からの腐敗臭です。季節や状況にもよりますが、発見が遅れてしまうと遺体の腐敗が進行し、腐敗臭が発生してしまいます。目に見えない臭いは部屋全体を覆い、遺品となる家財だけでなく床や壁にもついてしまいます。臭いが強くなってしまった場合には、近隣住民の方に迷惑がかかる恐れもありますので早急に取り除かなければなりません。
亡くなった方が住んでいた家が賃貸物件である場合、原状回復の責任があるため部屋を元どおりきれいにしなければなりません。しかし、どんなに見た目が良くても悪臭がきちんと適切に除去・処理されていないと、次に人が住めなくなってしまいます。
特殊清掃士は一般の方が持たないような「臭い」を除去する特殊な技術と装置を所有していますので、こうしたトラブルや問題を解決することができます。
害虫処理が追いつかない
害虫は早ければ数日で羽化し、その後大繁殖してしまいます。また害虫だけでなく、目に見えない細菌も同様に繁殖していると考えられますので、細菌感染の危険性も潜んでいます。特殊な防護服や装備がないと部屋に立ち入ることには大きなリスクが伴います。
虫や細菌は感染・拡大しますので、臭い同様に近隣住民の方に迷惑がかかります。いち早く安全に殺菌・殺虫するには特殊な薬剤や装置などを使用して徹底的に除去します。