孤独死を発見した場合

事故物件専門家やすらか不動産のページをご覧いただきありがとうございます、記載担当の山田です。

近年一人暮らしの高齢者が増えたことで、自宅で一人亡くなっている「孤独死」が増えています。
なかには数日間放置されている孤独死も多く発生しており、社会問題となっています。
実際にご自分の所有する物件で亡くなられていたり、親族が孤独死されていたという場面もあるかと思います。

今回は「孤独死を発見した場合」についてご紹介したいと思います。

■死亡が明らかな場合の対応

1.まずは警察に連絡する

110番に連絡して孤独死遺体を発見したことを伝えましょう。
遺体が発見された以上、警察は事件性があるかを判断しなければいけません。

このときに注意すべきなのは、「現場を触らない」ことです。
部屋に入り死臭で体調が悪くなったり、遺品を触ることで体液が付着し感染症リスクなどがあります。
また臭いがきついからと許可なく窓を開けると臭いや害虫が周辺の住宅に漏れ、事故物件になったことを広く周囲に印象付けることにもつながります。
その後の原状回復の為にも何も触らず速やかに警察へ連絡してください。

2.家族(保証人)に連絡する

大家さんの場合、室内に残された荷物の整理について、また原状回復(部屋の消臭や、害虫駆除など)と、その費用負担について
などをご遺族と話しあう必要があります。
もしもその方が身寄りのない場合、お葬式は行政が行うので市役所の窓口で担当部署を聞き、指示を仰ぎましょう。

3.特殊清掃業者へ依頼

孤独死の現場は臭いがきつく、感染症のおそれもあります。
お部屋の消毒や消臭、汚れてしまった箇所の清掃、もしくは内装工事まで必要な場合もある為、専門の特殊清掃業者に依頼しましょう。
孤独死された方がすぐに発見され、特殊清掃が不要であっても、多くの場合は遺品整理や現地供養が必要です。
ご遺族の方もしくは大家さんが遺品整理や清掃を行うケースも珍しくありませんが、各種手続きと並行しながら、ゴミの除去、大量の家具家電などの処分、遺品整理などご自分でやるには非常に大変です。

やすらか不動産では、長年の不動産業の経験を活かし、
事故物件をお持ちのご遺族様、大家様のご意向を組みつつ、特殊清掃からご供養、物件売却までをワンストップで行うことができます。
お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。

お読みいただきありがとうございました。

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