孤独死者の平均年齢は?

孤独死者の平均年齢は平均61歳

今回、調査対象となったのは5,543名(男性4,614名・女性929名)。前回調査時の4,448名から比較すると、20%以上増加しました。
孤独死による支払い案件がそれだけ増加していることが伺えます。全体の8割以上を男性が占めているという結果は、例年と大きく変わることはありませんでした。
その背景には、男性のほうが社会的に孤立しやすい傾向にあるという事情が関係していると考えられます。

現役世代の孤独死者は全体の40%

孤独死者の平均年齢は、男女ともに61歳。2021年度の平均寿命は男性81.4歳、女性87.45歳ですから、平均寿命より20歳以上若いうちに亡くなっているということになります。
さらに一般的に高齢者と定義される65歳に達しない年齢で亡くなった方は全体の50%、現役世代の孤独死者は全体の40%という意外な結果が出ています。孤独死というと単身高齢者に多くみられるというイメージが先行していますが、現役世代にとっても身近な問題になりつつあるといえるでしょう。

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