必要な資格は何?事故物件の原状回復に向けて

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『必要な資格は何?事故物件の原状回復に向けて』の話です。

事故物件 原状回復に向けて

ご自身の物件が事故物件になってしまった場合。
原状回復に向けて取り組む必要があります。
その場合、専門的な清掃はもちろん、状況によってはリフォームが必要となるケースもあるのです。
遺品整理や消臭・除菌作業、床や壁の修繕など原状回復に向けてしなければいけないことはたくさんあります。
そのため、知識と経験を備えた専門業者による対応が重要になるのです。

遺品整理士

事故物件の対応として亡くなられた方の遺品の整理があります。
ご遺族の立場で遺品整理を行う場合、気持ちの問題の壁があり、整理が上手くいかないケースもあるのです。
こうした状況を遺品整理士は、プロの知見としてサポートしてくれます。
遺品整理士は、故人の遺品を適切に整理・処分する専門資格です。
遺族の心情に配慮しながら、形見分けやリユース、不要品の処分を行います。
リサイクルに関する知識、マナーや作業に関する手順などのプロフェッショナル。
ご遺族との円滑なやり取りも対応可能です。
孤独死や事故物件の対応にも関わることが多く、特殊清掃との連携も必要とされる場面があります。

事件現場特殊清掃士

事件現場特殊清掃士は、孤独死・自殺・事故などが発生した現場の特殊な清掃・除菌・脱臭を行う専門資格です。
血液や体液の除去、感染症対策、悪臭の処理など高度な知識と技術が求められます。
精神的・衛生的に過酷な現場を扱うため、遺族への配慮や法的知識も重要です。
資格は一般社団法人事件現場特殊清掃センターが認定しており、講習と試験を通じて取得可能です。
事故物件の原状回復に不可欠な専門職です。

防臭・防カビ施工士

防臭・防カビ施工士は、事故物件や水害、長期空き家などで発生する悪臭やカビの発生を防ぐための専門資格です。
臭気の原因を特定し、オゾン脱臭や抗菌・防カビ処理などの適切な施工方法を用います。
その結果、次の方が住めるような衛生的な住環境を回復するようお手伝いするのです。
事故物件では、ご遺体が長期に渡り見つからないケースもあり、その結果腐敗臭や体液が滲出することも。
そうした状態の場合、様々な病原菌や害虫が発生する可能性が高まります。
そのため、防臭・防カビ施工士の資格が注目されているのです。
清掃や原状回復業務をより専門的かつ安全に行うために、取得が推奨される資格の一つです。

まとめ

事故物件の原状回復には、専門的な知識と技術、そしてご遺族や関係者への配慮が求められます。
遺品整理士や事件現場特殊清掃士、防臭・防カビ施工士といった資格を持つ専門家が関わることで、精神的・衛生的負担を軽減しながら安全で清潔な空間を取り戻すことができるのです。
こうした専門職の力を借りることで、次の居住者や物件オーナーにとっても安心して再スタートを切ることが可能になるのです。

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以上、今回は『必要な資格は何?事故物件の原状回復に向けて』の話です。

やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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