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2024.12.05
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最初の一歩はご供養から…事故物件を供養する必要性
タイトル:最初の一歩はご供養から…事故物件を供養する必要性
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『最初の一歩はご供養から…事故物件を供養する必要性』の話です。
事故物件の供養は原状回復の第一歩
ご自身が所有する物件が事故物件になってしまった時どうすることが正しい選択と言えるのでしょうか?
所有者として原状回復に努め早急に入居者を募りたいという想いに駆られるのは当然なのです。
ですが、まずご遺族のお気持ちに一旦寄り添い、ご供養をきちんと行う事で原状回復に向けた第一歩となるのです。
きちんとご供養をとり行い、特殊清掃やリフォームを行うことで原状回復につながり、物件の価値を回復することとなるのです。
事故物件の抱える問題点
事故物件は心理的な抵抗感を持たれることが多いのが現状です。
これを心理的瑕疵と言います。
この心理的瑕疵の影響で、物件の価値が大きく下がることがあるのです。
通常、事故物件は2割~5割ほど家賃が下がる傾向があります。
物件に関わる過去の出来事が原因で、新たな住人が「居心地の悪さ」や「不安」を感じる場合も少なくありません。
この心理的瑕疵は、物件が長期間にわたり売買や賃貸契約が成立しにくい状況を引き起こします。
また、近隣住民への影響も見過ごせません。
地域全体のイメージに影響を与える可能性があり、対処が遅れるほどマイナスなイメージがつきがちになるのです。
ご供養がもたらす精神的な効果
ご供養は、きちんと故人と向き合い魂そのものをご供養することを指します。
神道やキリスト教などの宗教がありますが、仏教のみが故人の魂を成仏するために供養を行います。
そのため、特に希望がなく、お任せされる場合は仏式で供養を行います。
さらに、人だけでなく土地などの物に対して供養を行うことができるのが、「天台宗」・「日蓮宗」・「真言宗」の宗旨宗派の3宗に限られます。
きちんとご供養を行うことで、住居を清め故人の魂を弔うだけでなく、住人や関係者が感じる精神的な負担を軽減する効果が見込めます。
ご供養をすることにより、住人や地域の人々に「安心感」を与え、事故物件に対する偏見を和らげる一助となります。
これにより、新たな住人を迎える準備が整い、物件の価値回復にもつながるのです。
事故物件の供養を実施する具体的な方法
事故物件のご供養には、いくつかの具体的な方法があります。
先にもお伝えしましたが、ご供養は仏式の儀式となります。
また、魂のみだけでなく、土地などの物に対して供養を行うことができるのが、「天台宗」・「日蓮宗」・「真言宗」の宗旨宗派の3宗に限られます。
ご遺族や所有者の方ときちんとお話しあい、どのような形式で進めるのかが重要となるのです。
まれに、神道で進められることをご希望される方もいらっしゃいます。
その時は、お祓いではなく魂鎮とよばれる形式で執り行われるのです。
お祓いは本来、魂を祓うこととなり、本来の趣旨とことなりことが多いです。
神道式の場合は、魂鎮で行います。
ご遺族のご意向も含めた上で、状況に応じた適切な選択をすることが大切です。
まとめ
事故物件の問題を解決し、新たな価値を生み出すためには故人を弔う気持ちが欠かせません。
物理的な清掃だけでは解決できない「心理的な負担」を軽減する効果が見込めるのです。
また、ご供養を行うことで、住人や地域社会全体に安心感を提供し、物件の再生に向けた第一歩を踏み出すことができます。
事故物件という特殊な状況に直面した際、単なる「不動産問題」として扱うのではなく、心の整理を含めた包括的な対処を行うことが求められます。
次のステップに進むために、ご供養という選択肢は欠かすことができないステップの一つなのです。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを
以上、今回は『最初の一歩はご供養から…事故物件を供養する必要性』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。