事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『特殊清掃　どのように作業をするの？』の話です。

特殊清掃の作業方法

事故物件の清掃を専門とする特殊清掃。
特殊清掃では、血液や体液などで汚れた箇所を除去するだけでなく、殺菌・消毒も行います。どのような作業をするのか、また業者選定の方法などをご紹介します。

特殊清掃のすすめ

ご自身の物件が事故物件になってしまった場合、どうしても清掃やリフォームの金額を押させて復旧させたいものです。
清掃が普通の業者で済ませられるなら、費用面でもそのほうがお得です。
ですが、事故物件の場合、ご遺体の発見が遅れてしまっていることがほとんどです。
また、殺人事件の場合でも血痕が飛び散っていることも多く、通常の清掃では除去が不可能なものが多いのが特徴です。
そうした場合、特殊清掃をすることをおすすめします。

特殊清掃の方法

特殊清掃はステップを踏んで清掃を行います。
まずは、目に見える汚染物（腐敗が進んだ体液）を除去します。
消毒剤を散布し、細菌やウィルスを除去し、ハエやゴキブリなどが寄り付かないようにします。
感染症の予防のために、オゾンや次亜塩素酸などを用いて殺菌・消毒を行います。
特殊清掃業者によっては、床の解体まで作業してくださるところもあります。
状況によっては体液が床板にしっかりと染み込み除去が困難な場合もあるのです。
床の解体と貼り換えをしてくれる業者であれば、追加でリフォーム会社を探す手間もはぶけます。
選定ポイントにしてもいいかもしれません。
壁紙に血痕が不着し染みついて除去が困難な場合、壁紙の貼り換えも行います。
浴槽で亡くなっていた場合、配管も併せて清掃と消毒を行います。

特殊清掃業者の選定方法

コロナ禍以降、孤独死が増え続けている日本。
この状況に沿うように特殊清掃の業者も増えています。
業者が多いということは、金額が高いだけできちんと清掃をしていないケースもあるのです。
大家としてそうした業者を選定しないために、以下のポイントを踏まえて見積をとっていきましょう。
①完全消臭保障と消臭料金が後払いであること
②見積書の内容が細かく明記されており、契約書を取り交わす業者であるかどうか
③特殊清掃の実績と清掃に関する資格があること

おおまかに３つのポイントで業者を選定することをおすすめします。
そのさい、真摯な対応であることも考慮にいれましょう。

まとめ

事故物件になってしまった場合、自分自身で解決しようとする大家さんやご遺族が多いです。
特殊清掃はプロのノウハウが必要な清掃です。
今後のことを考えて、自分で対応せず、プロの力を借りて次のステップに進めるようにしましょう。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、今回は『特殊清掃　どのように作業をするの？』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。