特殊清掃をプロに任せた方がいい理由

事故物件専門買取売却なら大阪やすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『特殊清掃をプロに任せた方がいい理由』の話です。

事故物件の現場では、一般的な清掃では手に負えない遺品が放置された部屋や大量の生活ゴミがあるゴミ屋敷などの現場が存在します。このような劣悪な環境を清掃する業務を「特殊清掃」と呼びます。自然死などの殺人事件の現場で無い場合でも、血液の臭いや、尿や体液による汚れなど、一般の人が対処することが難しい場合に利用されます。今回は、特殊清掃をプロに任せたほうがいい理由についてお話しします。

特殊清掃には資格が必要なのか

特殊清掃に資格が不要であれば、ハウスクリーニングへの依頼でもよいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。実は特殊清掃を行うための法的な資格は定められていません。 ただし臭気や害虫、感染症対策など、様々な知識と豊富な経験が必要になります。そのため、ハウスクリーニングの業者へ依頼をしても、対応できないと断られる可能性が非常に高いです。特殊清掃業界では、以下のような民間資格の取得が推奨されています。

・事件現場特殊清掃士
汚染処理の知識や臭気対策など、特殊清掃を迅速に行うための技術を取得する資格です

・遺品整理士資格
適切な処理方法やマナーを身につける資格です

・普通自動車運転免許証
移動や運搬の対応、急な出動のためにも必須条件です

・古物商許可
遺品の買取が可能となり、スムーズな遺品整理が可能です

特殊清掃では、市販されていない薬剤や機器を使い、表面的な清掃だけでなく、除菌・殺菌や脱臭までをおこないます。一般的な清掃と大きく違う点は、害虫駆除や除菌・脱臭に重点が置かれていることです。このため特殊清掃の現場では、民間資格を持つプロの業者に依頼することをおすすめします。知識のない方が特殊清掃を行うと、後々トラブルに巻き込まれるリスクがあるのです。

適切な業者選びとは

高度な専門性が求められる特殊清掃は、適切な業者選びが重要なポイントです。値段が安すぎると、トラブルになる可能性が高くなります。例えば、異臭が残ってしまい、再度業者に依頼しなければならない場合もあります。そのため、事件現場特殊清掃員のような資格保持者がいるか、オゾン脱臭などの専門機材を使用しているかどうかも重要なチェックポイントになります。

特殊清掃の主な業務内容は以下の通りです。

・感染症予防対策
・腐敗臭対策(消臭・除菌作業)
・害虫駆除
・壁や床の修繕
・遺品の整理と不用品の処分

特殊清掃では、一般の掃除用具やスプレー式の消臭剤では対応しきれません。
目に見えない部分まで徹底した清掃が求められます。臭いの元を完全に取り除けないと、後々同じ臭いが出てくる可能性があるため繊細な作業が必要です。やすらか不動産では、資格を有する専⾨のスタッフが特殊清掃の対応をいたします。

今回は『特殊清掃をプロに任せた方がいい理由』の話でした。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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