猛暑は秋まで続く模様 ―暑い時期に増える孤独死と事故物件―

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『猛暑は秋まで続く模様 ―暑い時期に増える孤独死と事故物件―』の話です。

暑い時期に増加する孤独死

2025年7月、有名な女優が自宅で孤独死していたとのニュースが報道されました。
このニュースは、多くの人に衝撃を与えたました。
報道では「身元不明の遺体が発見」と伝えられ、なぜすぐに本人と特定できなかったのか疑問に思った方もいるでしょう。
実は、夏場は高温多湿により遺体の腐乱が早く進み、身元確認が難しくなることがあります。このような孤独死は誰にでも起こり得る現実であり、発見が遅れると事故物件となるケースもあるのです。

今回は3つのポイントに絞って「猛暑は秋まで続く模様 ―暑い時期に増える孤独死と事故物件―」についてご紹介します。

室温の高さに要注意!孤独死と身元不明報道の理由

孤独死が起きるとニュースで「身元不明」と報じられることがあります。
事件性ではないことが多く、ご遺体が誰なのかが分からず『身元不明』としていることが多いのです。

室内の温度が高いことで遺体の腐乱が急速に進みます。
その結果、外見から本人を特定できなくなることがあるのです。

一般的に気温が高い7月・8月は、数日で体が変色し、遺体の腐敗が進んでいきます。
その結果、通常よりも早い段階で腐敗臭が発生します。
腐敗が進むにつれ、皮膚が溶け、体液が滲出し、原形を留めないご遺体の形となります。
見た目では誰なのかが分からなくなるのです。
そのため身元確認には歯型やDNA鑑定が必要になります。

身元不明の遺体が発見された場合、本人特定まで時間が生じるのは、暑い時期の腐敗度合いの進行によるものと考えらえるのです。

単身世帯が増加している近年、孤独死は決して特別なことではありません。
孤独死で単身世帯の場良い、発見が遅れてしまうことが多いのです。

季節と腐乱スピードの関係

孤独死による遺体の腐乱は、季節によって大きく差が出ます。
夏場は気温と湿度の上昇により細菌が活発に活動し、腐敗が早く進行します。
逆に冬は低温環境のため進行が遅く、発見が遅れても比較的ご遺体の状態が保たれることが多いようです。
夏は臭いや害虫によって近隣住民が異変に気付きやすく、発見が早まる傾向もあります。
こうした特性から「夏場は孤独死の発生や発見が増える季節」といわれ、結果として事故物件が増える時期と言われているのです。

特殊清掃による事故物件の原状回復

孤独死が発生し腐敗が進んでいるような場合、特殊清掃を行います。
室内の臭いや汚れが除去され、再び安心して住めるようになるのです。

【特殊清掃の内容】
●腐敗臭の除去や害虫駆除
●床や壁の汚染部分の撤去
●オゾンを用いるなどの殺菌・消毒

滲出液が床板に染み込んでいた場合、床板の貼り換えなどリフォームが必要になることがあります。
特殊清掃に加え、リフォームを組み合わせて原状回復を試みます。

やすらか不動産では、事故物件のご紹介にあたって「特殊清掃済み」「原状回復済み」であることを確認し、入居者様が不安なく生活できるよう配慮しています。

事故物件はマイナスのイメージが強いですが、特殊清掃を正しく行い、原状回復に努めた物件は見た目も新しく映ることが多いと言われています。
衛生的にも問題ないことが多く、むしろ費用面で魅力的に感じられることもあるのです。

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産にお問い合わせを

以上、『猛暑は秋まで続く模様 ―暑い時期に増える孤独死と事故物件―』の話でした。
暑い時期は孤独死が増える季節であり、腐乱の進行が早いため事故物件として取り上げられるニュースも多くなります。
しかし、孤独死が起きた部屋であっても、特殊清掃と原状回復を行えば安心して住むことが可能です。
事故物件という言葉に抵抗を感じる方は多いですが、正しく対応されたお部屋は新たな暮らしを始めるための有力な選択肢になります。

やすらか不動産では、孤独死や特殊清掃に関する情報もお伝えしながら、安心してご検討いただけるようサポートしています。
初めての事故物件見学でも、どうぞお気軽にご相談くださいね。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

お知らせ一覧に戻る