現役世代の孤独死

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今回は現役世代の孤独死についてご紹介したいと思います。

高齢者の孤独死が多いと思われがちですが、現役世代の孤独死は決して珍しいことではありません。

日本少額短期保険協会・孤独死対策委員会によると、孤独死者の平均年齢は61歳で、
さらに高齢者に満たない年齢での孤独死の割合は、5割を超え、20~50代は4割弱を占める。
孤独死は現役世代の問題だという重い事実を示します。
男女比は、8:2。男性のほうが、圧倒的に多いようです。

孤独死者の第一発見者は、最も多いのが不動産管理会社・オーナーさん、家賃の支払いが滞ったり、郵便物が溜まっていることに気づき、孤独死の発見につながっているそうです。
また、近隣住民からの異臭や郵便物の滞留により、発覚する場合もあるそうです。

進学や就職の為に、10代で故郷を離れ、30代で結婚するまで一人暮らしを経験する、という方も多く一人暮らしの期間に突如体調が急変、誰にも見つけてもらえないままひとり部屋の中でひっそり亡くなってしまう、そんな若者が増加しているそうです。

孤独死の場合、死因は病死で働き盛りの20~30代は健康で体力もあります。
体調が悪くなれば自力で病院にも行けるし、動けないほどであれば友人や恋人を呼んで看病してもらう事や救急車を呼んでもらうことは可能ですが、
しかし、それもできなかった為に亡くなるのが孤独死。必ずしもみんながみんな順風満帆で、困った時に連絡できる友人や恋人がいるとは限らないのです。

そんな時のために企業の見守りサービスやLINEで気軽に始められる安否確認サービス等を活用する方も増えつつあります。
また、最近は地方自治体が在宅福祉サービスの一環で安否確認や緊急通報サービス等を行っているケースもあるので、
お住まいの自治体で実施されているか調べてみるとよいかもしれません。

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