神棚のお清めって必要?神道と事故物件の意外な関係

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『神棚のお清めって必要?神道と事故物件の意外な関係』の話です。

神道と事故物件の意外な関係

事故物件を見学した際、ふと目に留まった「神棚」。

古びた木製の棚にお札が残っていたり、お供え物がそのままの状態だったりすると、「何か意味があるのでは…?」と不安に思われる方も少なくありません。
『神棚』、ただのインテリアではなく、きちんとした対応が必要な「神聖なもの」なのです。

事故物件に神棚が残されていた場合に必要な「魂抜き」などの処置について解説します。

そもそも神棚とは?役割と意味

神棚とは、神道における「神様の居場所」です。
家庭や職場の守り神としてお札を祀り、日々感謝や願いを捧げる場所です。
そこには「魂」が宿っているとされ、設置した時点で神聖な空間として扱われます。

神棚が残されているということは神様がまだそこに「いらっしゃる」可能性があるということです。
お札や神棚を勝手に処分したり、粗末に扱ったりするのは避けるべき行為なのです。

事故物件の神棚に必要な「魂抜き」とは?

神棚を撤去する際には、「魂抜き(たまぬき)」という儀式が必要になります。
これは、神職に依頼して神様の魂を正式にお還しする儀式のことです。
具体的には以下の手順で行います:

1.神職(神主)による出張・現地での魂抜き
2.お札・神棚の清祓(きよばらい)と撤去
3.神社にてお焚き上げ(供養)を依頼

このプロセスを経ることで、空間は本来の「無垢」な状態へと戻されます。
逆に言えば、魂抜きせずに放置された神棚は、霊的にも“未処理”のままということになります。
不安を感じる一因にもなりかねず、注意が必要となります。

なぜ事故物件には神棚が残されがちなのか?

高齢の方や信仰心の厚いご家庭では、亡くなる直前まで神棚を日常的に大切にしていたケースが多く見られます。
特に孤独死や自然死の場合、残されたご家族が不在で、すぐに対応できなかったことから、神棚がそのまま残されることも。

また、亡くなった方『想い』や『生活の痕跡』が色濃く残っていることが多いです。
単純な撤去ではなく、丁寧な魂抜きという儀礼を経ることが、物件そのものを「リセット」する意味でも重要なのです。

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以上、今回は『神棚のお清めって必要?神道と事故物件の意外な関係』の話でした。

神棚がある事故物件こそ、丁寧な対応を―
神棚は神様が宿る神聖な空間であり、事故物件に残されていた場合には「魂抜き」という正式な儀式を行う必要があるのです。
見た目にはただの棚であっても、適切に対応しないことで心理的な不安を抱えたまま生活することになりかねません。

やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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