管理アパートで自殺者発見 警察の対応

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『管理アパートで自殺者発見 警察の対応』の話です。

大家さんとして自殺者を発見した時の対応

管理アパートで自殺者を発見した場合、管理者としてどのように進めたらいいのでしょうか?
実は、想像以上に管理者としての対応は非常に重要。
まずは警察への一報です。
警察の対応を知るとともに管理者が取るべき具体的な手順について詳しく説明します。

発見者はどんな人が多い?

自殺者はどんな人によって発見されることが多いのでしょうか?
【一般的な発見者】
・ご家族や友人
・新聞配達員
・不動産管理者(大家さん)

日常の生活に関りがあるかたによって発見されることが多いのが特徴です。
まず、自殺かもしれないと思い、異常を発見した場合はすぐに警察に通報します。
警察が現場に到着し、状況を確認します。
通報時には、発見場所や状況をできるだけ詳しく伝えることが重要です。

どのような手段の死因が多いのか

自殺の手段として多いものは何でしょうか?
【自殺手段】
・首吊り自殺
・飛び降り
・練炭 など

【自殺場所】
・自宅
・乗り物
・海や河川
自宅での自殺は全体の6割を占めているそうです。
さらに自殺の手段も首吊りが約7割を占めています。
自殺の場所や手段を知ると思っている以上に家屋でかつ首吊りが多いことが分かります。
それは、管理している物件でも発生してしまう可能性を秘めているかもしれません。
発見時の心構えとして知っておくことで衝撃を少しでも緩和できるかもしれません。

警察の対応

自殺が発生した場合、まず警察へ通報します。
警察が現場に行き、事件性がないかどうかを調査します(現場検証)。
死亡要因に不審な点があれば家族への聞き取りもあるそうです。

必要に応じて鑑識が行われ、証拠の収集や写真撮影が行われます。
この過程で、管理者は警察の指示に従い、現場の保全に協力します。

ご遺体発見時ですが、現場検証が済み検死後の引き渡しがあるまではご遺体に触れることはしないでください。
証拠隠滅を疑われてしまうこともあるからです。

その後、ご遺体は警察の霊安室などに搬送されます。

ご遺族への連絡は通常、警察が行います。
電話口で身元確認を行い、実際に霊安室に来てもらい本人かどうかの確認をしてもらいます。
必要性がある場合、管理者として遺族と話をすることもあるそうです。
ご遺族が現場に到着した際には、混乱されていることがほとんどです。
冷静かつ丁寧に対応することが求められます。
もちろん、警察も同席します。

まとめ

突然の自殺の連絡は、残された遺族だけでなく管理している大家さんにとっても辛いものです。
ですが、警察がしなければいけないステップがあることを理解しておくだけで、負担が軽くなるものです。

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以上、今回は『事故物件、警察の対応はどのようにして進めているのか?』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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