自死ご遺族に寄り添う -生前の姿に近づけるエンバーミング-

事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本です。
今回は『自死ご遺族に寄り添う -生前の姿に近づけるエンバーミング-』の話です。

事故物件で多い自死

事故物件の現場で多いのが「自死」によるもの。
突然の出来事に、ご遺族は深い悲しみと戸惑いの中に投げ込まれます。
中には、現場の原状回復やご遺体の確認といった現実的な対応を迫られることもあり、心身ともに大きな負担となります。
まずはきちんと寄り添い、ご遺族の気持ちを少しでも軽くできるような情報や支援を行っていきましょう。
自死後のご遺体対応やエンバーミングという選択肢について紹介しながら、「見送り」の意味を今一度考えます。

自死後ご遺体の回収や対応について

自死が発生した場合、ご遺体の発見が遅れるケースも少なくありません。
その場合、ご遺体の損傷が進んでいることもあるのです。
専門の清掃業者や警察の対応も必要になります。
現場の処理には高度な技術と感染症対策の配慮が求められ、一般の方が立ち入るのは難しい状況です。
ご遺族としては突然の出来事に加え、こうした「現場の現実」と向き合うこと自体が大きな精神的負荷となります。

ご遺体の復元 エンバーミング

ご遺体の損傷が大きい場合、「最後のお別れ」をすることさえ難しいと感じるご遺族も少なくありません。
そうしたときに注目されているのが「エンバーミング」という技術です。
これは、ご遺体の衛生処置と修復・保存を行うもの。
エンバーマーと呼ばれる技術者が生前に近い状態まで復元の作業を行います。
見た目が整えられることで、亡くなられた方のお顔に触れながら最期を迎えることができるのです。
その結果、ご遺族の心の整理にもつながることとなるのです。す

生前の姿に近いことで軽くなる遺族の心の負担を紹介

生前に近い姿で再び対面できるということは、ご遺族にとって非常に大きな救いとなります。
突然の自死では、何も言葉を交わすことができなかった無念さや、自分を責める気持ちが残りやすいものです。
しかし、整えられた顔に触れ「ありがとう」や「またね」と言葉をかけることで、心の痛みが少し和らぐことがあります。
エンバーミングは単なる技術ではなく、残された人々の心に寄り添う手段でもあるのです。

まとめ

自死という現実に直面したとき、ご遺族が感じる悲しみと負担は計り知れません。
その中で、「見送る」という行為が心の回復につながる大切なプロセスであることを、私たちは忘れてはなりません。
エンバーミングを通じて故人の姿が整えられることで、ご遺族は一歩前へと進むきっかけを得ることができます。

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以上、今回は『エンバーミングとは?自死ご遺族の心の負担を取り除くためにできること』の話です。
やすらか不動産では、事故物件の買取などのご相談もひきうけます。
ご自身の不動産が事故物件に値し、お困りの場合、ぜひやすらか不動産へご相談ください。
事故物件専門 買取売却なら大阪のやすらか不動産ブログ担当、山本でした。

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