過疎地の家を売る方法と注意点

事故物件だけでなく、過疎化した地域の物件を売却するのは通常の物件を売却するよりも難しいとされています。今回はその理由と、うまく売却する方法を見ていきましょう。

過疎化した地域の物件は売るのはなぜ難しい?

理由1.築年数が長くなり、建物が古くなっているため
田舎の家は親の代から相続したものが多いため、外観が悪い・災害、地震への耐性が低いというデメリットがあります。

理由2.賃貸物件としての需要が少ない
地方や過疎化した地域に住む人の人数は限られているため、需要が見込めません。
このような地域では親とそのまま同居したり、そのまま住み続ける人も多いためです。

理由3.価格が安くても、維持費がかかる
物件の劣化を防ぐため、定期的なメンテナンスや清掃が必要です。

理由4.依頼できる不動産会社が少ない
売却を依頼できる不動産自体が少なく、不動産会社側からしても価格が安い物件の仲介手数料が少ないため、積極的に依頼を受けようとしないのです。

過疎化した地域の物件を売りやすくする方法

1)リフォーム・リノベーションを行う
いくら田舎の古い家に住んでみたい、という方でも、使い勝手が悪い部分が多いと躊躇してしまうでしょう。明らかな欠陥部分を修繕して内覧対策をしましょう。

2)建物を取り壊して更地にする
購入者にとっても活用法が考えられる更地にして自由に使える状態で売却するほうが、メリットがある場合があります。

3)田舎の物件や悪条件な物件の売却を得意とする不動産会社に依頼する
このような不動産会社に依頼すると、独自の戦略を使って売却してくれる可能性があります。

4)買取に出す
不動産会社に買い取ってもらえば、スムーズに現金化ができます。
早ければ2週間程度で物件を売却することもできます。

まとめ

過疎化した地域の物件や、売りにくいとされる物件も、売却の可能性を上げることはできます。空き家を放置すると様々な問題が起こります。
是非必要な機関に相談してみてくださいね。

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