飼い主が孤独死。残されたペットはどうなるの?

飼っていた犬や猫といったペットが、孤独死をした人と一緒に発見される事例が増えています。

定年後の運動不足を解消するためや、癒しを求めるためにペットを飼い始める高齢の方が増えていますが、自分が先に亡くなってしまった場合、ペットの世話をどうするかについては誰にも託していない人が多いことから、飼い主が亡くなったあと、ペットが長期間放置されたままになっていたり、たとえ元気であっても引き取り手がなく殺処分されてしまう悲惨な結果を引き起こしています。

遺族は警察へ出向いて身元確認を行ったり、葬儀や火葬の手配を行ったりと、さまざまな対応が求められるタイミングではありますが、もしも孤独死した部屋にペットがいる場合には、ペットの対応も遺族が行わなければなりません。
では、どうすればいいのかペットの救出のためにも迅速な対応が求められますが、遺族にとって孤独死現場に入ることは精神的にも身体的にも辛いになるでしょう。遺族ができることはペットの保護や亡骸を対処できる専門家を選定し、対応を依頼することです。

ペットが生きている場合

・アニマルシェルター
・保健所および動物愛護センター

ペットが亡くなっている場合

・特殊清掃業者
特に高齢者の一人暮らしでは、自分が先に亡くなったことを考え、あらかじめ自分が亡くなったあとにペットの世話をしてくれる人を探しておいたり、適切なサービスが利用できるように準備しておくことが、かわいがってきたペットのためにできることのひとつと言えるでしょう。

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