高齢者を受け入れる賃貸不動産投資の利点

賃貸住宅への高齢者の入居は、デメリットばかりが注目されがちですが、実はメリットも多くあります。

また、高齢者の入居を受け入れている物件へのニーズはかなり高いので、対策を行ってリスク回避をし、高齢者も受け入れる姿勢でいれば、他の物件との差別化にもなりますし、社会貢献にも繋がります。

高齢者を受け入れるメリット

1)すぐに入居希望者が見つかる

高齢者の受け入れを最初から拒否せず、積極的にとは言わずとも、相談や条件次第では入居可、という姿勢で募集をすれば、そのニーズから入居希望者はみつかりやすいでしょう。

2)長期の入居が期待できる

進学、就職、結婚、子育てなど、ライフイベントに伴い住居を異にしていく若年層と違い、生活がほとんど変化することのない高齢者は、引っ越しを繰り返す必要がありません。
ですから、一度入居してもらえば、長期に渡って住んでもらえる可能性が高いので、空室リスクが減るでしょう。

3)リノベーションの必要が無い

若年層は、フローリングを希望する方が多いので、築年数が古い畳の部屋は敬遠されがちです。
高齢者世代には畳の部屋はむしろ歓迎されますし、今時の流行に合わせて部屋をリノベーションする必要がほとんどありません。

4)駅近物件でなくとも需要がある

高齢者は、若年層に比べると頻繁に遠出する機会はありません。
近所にスーパー、病院など、日常生活を送るうえで必要な施設が充実していれば、駅から多少の距離があっても十分に需要があります。

孤独死の心配がある場合は、特殊清掃会社が存在することを念頭に置いておき、見守りサービスも利用すれば良いかもしれないですね。

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