100人中3人が、実は事故物件に住んだことあると回答!

ここまでの調査で、事故物件であってもリフォームやお祓いがされていれば住める、という方が多いことがわかりました。
一方で、7割以上の方が殺人事件や一家心中などがあった物件には住めないと感じているようです。

事故物件という複雑な背景から、物件の価格やリフォームといった条件にメリットが見込めるとしても、実際に住むかどうかは難しい決断だといえるでしょう。

「これまでに事故物件に住んだことはありますか?」と質問したところ、9割以上の方が『ない(96.5%)』と回答した一方で、『ある(2.5%)』『現在住んでいる物件が事故物件(1.0%)』と事故物件に住んだ経験のある方もいるようです。

事故物件にはなかなか住みたいと思えなくても、条件や内容次第では検討できるかもしれません。
物件選びで重視するポイントを明確に決めておけば、事故物件と出会っても不用意に怖がらずに済むのではないでしょうか。

併せて、実際に事故物件に住んだ時に何か変わったことが起こらなかったか、詳しく聞いてみました。

事故物件が原因?心霊現象を体験した方も

・家に帰ってくると物の位置が微妙に変わっていた(20代/男性/会社員)
・子供が玄関に向かって誰もいないのに手を振ったり、頭を下げたりしていた(20代/女性/会社員)
・体調が悪化したが、その物件から引っ越したら回復した(30代/女性/専業主婦)
・蛇口から水が勝手に出たり、テレビが勝手についたりした(30代/男性/自営業)

物の配置が変わったり、何かの気配を感じたりと、心霊現象のような体験をしたという声が上がりました。
事故物件が原因とは限りませんが、入居するなら何が起こっても動揺しない心構えが必要だといえるかもしれませんね。

まとめ

事故物件に住みたい理由が明らかに!ただし、家賃の割引や内装のリフォームなどの条件次第!
今回の調査で、物件を選ぶ時には事故物件かどうかを気にするという方が8割近くいることがわかりました。
また、事故物件だったとしても、条件や内容次第では住めると判断する方も少なくないようです。

家賃が安くなったり、きれいにリフォームされていたりと、事故物件では入居条件が優遇される可能性があります。
しかし、どうしても住む気にならない、という感覚が根強い様子も見受けられました。

リフォームやお祓いで物理的・心理的なイメージチェンジを図っても、事故物件の悪印象を完全に消し去ることは難しいでしょう。
とはいえ、事故物件となった経緯や入居の条件を考慮した上で、自分が納得できるのなら住むという選択も有り得るのかもしれません。

普通の物件でも事故物件でも、住みたいと思える基準を明確にしておくことが大切なのではないでしょうか。

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